日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、6日にモナコで開催されたフォーミュラE世界選手権シーズン9の第9戦で、フェネストラズが4位に入賞し、12ポイントを獲得しました。
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サッシャ フェネストラズとノーマン ナトーは、ともに予選から好調な走りを見せました。フェネストラズはポールポジションを獲得しましたが、エネルギーの使用過多と判定され、2番グリッドからスタートすることになりました。一方のナトーは3番手からスタートしました。また、ポールポジションをNEOM McLaren Formula E Teamのジェイク ヒューズが獲得したため、日産パワートレインのマシンがトップ3のグリッドを占めることになりました。
フェネストラズは決勝でランキング上位の選手と最後まで表彰台を争い、4位でフィニッシュして12ポイントを獲得しました。一方、ナトーは粘り強さを見せましたが、他マシンとの接触に巻き込まれて順位を落とし、18位でレースを終えました。
ABB FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン9の第10戦と11戦のダブルヘッダーは、6月3日と4日にインドネシアのジャカルタで開催されます。
日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは「今大会に向けてマシンをアップデートし、良い結果を得たことを嬉しく思います。予選で2台ともトップ3に入ったことも、今後の励みになります。フェネストラズは素晴らしいレース展開で上位陣に迫り、貴重なポイントを獲得しました。ナトーは不運な接触に見舞われましたが、全体的なパフォーマンスには満足しています。今後も速さを向上させ、勝利を追い求めていきたいと思います」と述べました。
ドライバーコメント
サッシャ フェネストラズ
「予選の結果は素晴らしく、全体的にポジティブな週末となりました。パワーの使い過ぎで、公式には幻のポールポジションとなりましたが、最速ラップも記録できました。もう少し良い戦略を立てる必要がありましたが、自分たちのペースと上位で戦えたことに満足しています。チームは懸命にサポートしてくれているので、残りのシーズンも全力を尽くしたいと思います」
ノーマン ナトー
「モナコでの経験を活かして予選に挑み、グループトップでデュエルに進めたことを嬉しく思います。プラクティスでは350kWでの走行ができませんでしたが、良い経験になりました。予選では素晴らしいパフォーマンスを見せたサッシャが2番手で、私も3番グリッドを獲得し、チームで上位のグリッドに並べたのは嬉しかったです。決勝ではアタックモード中に順位を落とし、中盤以降に順位を挽回するのが難しくなりました。その後、マシンにダメージを負って、トップ10フィニッシュの望みは絶たれてしまいました。しかし、ポテンシャルは十分に発揮できたので、今後が楽しみです」
日産フォーミュラEチームのシーズン9のこれまでについてはこちらをご覧ください。
日産 Formula E の概要はこちら Global.NissanNews.com/FormulaEPressKit
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