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日産自動車、「CDP気候変動レポート2016」において3年連続で最高評価に認定

日産自動車株式会社 (本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は25日、国際NPOのCDP*が同日公表した「CDP気候変動レポート2016」において、調査対象となった6,000社を超えるグローバル大手企業の中で、最高評価であるAリスト企業の1社に選定されたと発表しました。日産は3年連続でのAリスト選定となります。

今回、日産がAリストを獲得できたのは、「人とクルマと自然の共生」という環境理念のもとで、企業活動から排出されるCO2削減にとどまらず、商品に対しても2050年までに新車のCO2排出量(Well to Wheel)を2000年比で90%削減するという長期ビジョンを10年前に掲げ、環境に関する透明性の高い情報開示を行ったことが評価されたことによります。また、「日産リーフ」を始めとしたゼロ・エミッション車の普及や、クルマから家庭へ電力を供給する「Leaf to Home」、使用済みバッテリーを再利用した再生可能エネルギーの導入、他社や自治体との連携による充電器普及など包括的なゼロエミッション社会構築に向けた活動が評価され、Aリスト企業としての選定につながりました。

同社のCSO(チーフ・サステナビリティ・オフィサー)である専務執行役員の川口均は、「CDPにおいて、3年連続してAリストに選定いただき、ありがとうございます。当社は、持続可能なモビリティー社会を実現するために、商品であるクルマだけでなく、事業活動全般を通して、さまざまな課題に真摯に取組んでいます。他業界の皆様や政府、自治体との連携を今以上に強化し、今後もCO2削減にむけて革新を続けていくことが使命であると認識しています。」と述べました。

本年7月には、中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム2016(NGP2016)」の2015年度活動実績として、CO2排出量を2005年度比で22.4%削減したと公表しました。2015年度は、国内外の工場を対象としたエネルギー効率向上、省エネルギー診断専門チーム、「NESCO (Nissan Energy Saving Collaboration) 」による省エネ対策のさらなる進化、再生可能エネルギー導入の拡大など、カーボンフットプリントの最小化の活動が効果を上げました。

また日産は、本年9月に、「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)」において、世界で最も持続可能性のある企業である「ワールド・インデックス」の構成銘柄に、日系自動車会社として唯一選定されています。

今後も日産は、ゼロ・エミッション社会の実現に向けてイニシアティブを発揮する自動車メーカーとなるよう努めて参ります。

* 2000年に英国に設立され、95兆米ドルの合計運用資産を有する822人の機関投資家の代表として活動する国際NPO。毎年、企業に向けた調査票の回答を収集した上で、企業の情報開示と合わせて評価し、結果を公表している。

<関連URL>
環境への取り組みについて  http://www.nissan-global.com/JP/ENVIRONMENT/
CSR ウェブサイト http://www.nissan-global.com/JP/COMPANY/CSR/
日産自動車、グローバル企業活動から排出するCO2を22.4%削減 https://newsroom.nissan-global.com/releases/160630-01-j
CDP気候変動レポートについて www.cdp.net

以 上