日産自動車2003年度第3四半期の売上高を1兆8,200億円と発表

世界の主要市場で販売台数が増加


日産自動車は本日2003年度第3四半期の売上高を1兆8,200億円と発表した。また、期初から9ヶ月間の累計売上高は5兆3,760億円となる。

本年度が四半期数値を公表する初年度となるため、比較できる昨年度同期の数値はない。

また第3四半期の売上台数は主要市場での販売台数が増加したため719,696台となり対前年同期比で11.6%増となった。

米国では販売台数は15.3%増加し198,946台となったがこれはミシシッピ−州キャントン工場で生産し販売開始したミニバンのクエスト、SUVのパスファインダーアルマーダが寄与している。日本での販売台数はキューブキュービックなどキューブシリーズの好調により3.6%増加し179,070台となった。一方、欧州の販売台数は新型マイクラ(日本名マーチ)、エクストレイルの好調な販売を背景に15.1%増加し132,965台となった。中国などを含むそれ以外の市場では販売台数は合計で13.5%増加し208,715台となった。

2003年度の業績は予想通り推移しており、業績予想は昨年11月に発表した連結当期純利益4,950億円、連結営業利益8,200億円、連結売上高7兆4,500億円で変更はない。

また日産自動車は2003年度の決算を4月26日に発表する予定である。

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