日産自動車2004年度第1四半期の決算を発表


日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロスゴーン)は本日、2004年度第1四半期(4月〜6月の3ヶ月間)の決算を発表した。同期の連結売上高は、1兆9,047億円(174億USドル、142億ユーロ)であり、前年同期比で15.4%増となった。本発表は、東京証券取引所による四半期決算情報の開示義務に基づく、同社として初めてのものである。

連結営業利益は、前年同期比5.8%増の1,863億円(17億USドル、13.9億ユーロ)となり、営業利益率は9.8%となった。連結当期純利益は、前年同期比4.5%増の1,232億円(11.2億USドル、9.2億ユーロ)、また、経常利益は、2.6%増の1,796億円(16.4億USドル、13.4億ユーロ)となった。

今回、同社の中国合弁会社「東風汽車有限公司」の出資比率相当の50%と、新たに連結子会社となったタイの「サイアムニッサンオートモービル株式会社」が、初めて連結対象として、同社の決算に計上された。

2004年度第1四半期のグローバル販売台数は、2003年度下半期に発売された新型車の販売が貢献し、76万9,000台となり、前年同期比9.9%増となった。同社は、今年度中に米国で4車種、日本国内で6車種の新型車を発売する予定である。

同社の05年3月期予想は、売上高8兆1,760億円、営業利益8,600億円、経常利益8,460億円、連結当期純利益5,100億円である。為替レートは、1ドル105円及び1ユーロ125円である。

注1:本リリース中に記載されている米ドル及びユーロ表記は、便宜上の数値であり、2004年度第1四半期の平均レートである1ドル109.6円及び1ユーロ134.0円を使用している。

注2:前年同四半期の数値は、売上高を除き、参考数値であり、監査法人は関与していない。