日産自動車、2007年度第1四半期の決算を発表

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)は24日、2007年度第1四半期(4月〜6月の3ヵ月間)の決算を発表した。

同期の連結売上高は、前年同期比10.7%増の、2兆4,465億円(202億5000万USドル、150億3000万ユーロ)となった。連結営業利益は前年同期比3.2%減の1,484億円(12億2800万USドル、9億1200万ユーロ)となり、営業利益率は6.1%となった。

同期の連結経常利益は1,513億円(12億5200万USドル、9億2900万ユーロ)となり、前年同期比3.5%減となった。連結純利益は、前年同期比16.2%減の923億円(7億6400万USドル、5億6600万ユーロ)となった。減益要因は、前年同期に対する車種構成の悪化、原材料費の高騰、実効税率の変動によるものである。

同期のグローバル販売台数は、前年同期比5.9%増の875,000台となった。

社長のカルロス ゴーンは、「前年に対する車種構成の悪化、原材料費の高騰、そして実効税率の変動により、第1四半期の結果は期初に想定していた通りとなった。しかし、相次いで投入したキャシュカイ(日本名:デュアリス)、アルティマ、リヴィナ、そしてインフィニティG35は、グローバルで力強い販売を続けており、今年度通期の業績予想を変更しない。」と述べた。

同社は第1四半期に投入したX-TRAIL、アルティマ クーペ、小型商用トラックのアトラスの3車種を含め、2007年度中にグローバルに11車種を投入する予定である。第2四半期以降、リヴィナ、メキシコ市場向けアプリオ、インフィニティG37クーペ、ローグ、GT-R、インフィニティEX、ムラーノ、そしてピックアップトラックのフロンティア ナバラ シングルキャブの8車種が2007年度中に順次投入される予定である。

注:本リリース中に記載されている米ドル及びユーロ表記は、便宜上の数値であり、2007年度第1四半期の平均レートである1ドル120.8円及び1ユーロ162.8円を使用している。

以 上