日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は16日、同社の小型商用車(LCV)である「NV200(日本名:NV200バネット)」が欧州において「インターナショナル・バン・オブ・ザ・イヤー2010」を受賞したと発表した。
同賞は、1992年に創設され、欧州20カ国の23名のジャーナリストによって選考されるものである。実行委員会によると、NV200は「コンパクトなエクステリアでありながら、これまでにない広く機能的な室内空間を実現した」点が評価され、今回の受賞となったものである。日産が同賞を受賞するのは、1993年の「サニーバン(日本名:ADバン)」以来16年ぶり2回目となる。
LCV事業担当である常務執行役員のアンディ パーマーは、「お客さまの実際のニーズにあった革新的なLCVを開発するという決意を評価いただき、たいへん光栄である。NV200は魅力的なデザインと機能性を両立させたグローバルなLCVである。今後もお客さまに信頼性が高く効率的なビジネスツールとなるのLCVを提供していきたい」と語った。
本年5月に国内で発表されたNV200は、11月より欧州での生産・販売を開始*、2010年には中国でも生産・販売を予定している。また10月の東京モーターショーにおいて、NV200をベースとした電気自動車も開発中であることを発表している。
*発売開始当初は国内より輸出。
以 上