日産自動車、産業機械事業の分社を正式決定

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス・ゴーン)は、29日に開催された同社の取締役会において、本年10月1日を効力発生日として同社の産業機械事業を分社し、新たに「日産フォークリフト株式会社」として設立することを決定した。

同社では、本年5月13日に、産業機械事業の分社を検討すると発表し、検討と同時に分社準備に着手していたが、このほどその要旨がまとまったものである。
今回の分社は、フォークリフト業界の厳しい事業環境下で持続可能な成長のため、意思決定の迅速化と事業経営の機動力を高め、あわせて事業体としての明確な責任を持つ自主的な経営を確立することを主たる目的としている。

なお、本会社分割による日産自動車の当期連結業績に与える影響はない。

<新設会社の概要>

  新設会社
(予定)
(1) 名称 日産フォークリフト株式会社
(2) 事業内容 産業車両等の開発・製造・販売
(3) 設立年月日 平成22年10月1日(予定)
(4) 所在地 神奈川県横浜市西区高島一丁目1番1号
(5) 代表者の役職・氏名 取締役社長 志岐 彰
(6) 資本金 495百万円
(7) 発行済株式数 9,900株
(8) 純資産 16,000百万円(個別)
(9) 総資産 16,741百万円(個別)
(10) 決算期 3月31日
(11) 大株主及び持株比率 日産自動車株式会社 100%
※ 新設会社の概要は会社分割の効力発生日時点での見込み。なお、純資産および総資産については2010年3月31日時点の数値に基づいて算出した見込額。

以 上