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日産自動車、「キャシュカイ/デュアリス」の世界販売台数100万台達成

日産自動車、「キャシュカイ/デュアリス」の世界販売台数100万台達成

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は、「キャシュカイ」*1(日本名:デュアリス)の世界累計販売台数が、1月31日時点で、100万台を突破したと発表した。

キャシュカイ 欧州仕様

キャシュカイ 欧州仕様

「キャシュカイ」は、2007年3月の欧州市場での発売を皮切りに、同年5月には日本へ投入、以降アフリカ、中近東、オセアニア、中国をはじめとするアジア、中南米市場など世界へ順次投入されており、各国で高い評価を得ている。

欧州市場では、発売以来、ハッチバック車とスポーツ多目的車(SUV)の中間に位置する力強い独特のデザインとその商品コンセプトが、これまでにないスタイルを提供しているとの評価を受け、欧州の日産車ラインアップにおいて4年連続で販売台数No.1(暦年)を達成している。さらにデザインを一新し、燃費を向上させた昨年3月のマイナーチェンジ後も非常に好調な販売を続けている。また、各国でカー・オブ・ザ・イヤーなどの賞を多数受賞しており、本年1月にはドイツ自動車連盟(ADAC)によるイエローエンジェル賞の品質部門において輸入車としてはトップの第三位となり、ドイツで最も信頼の高いクルマのひとつに選ばれている。

同車は、日本でも「デュアリス」として販売されており、従来の車にない都会的なエクステリアと、欧州仕込みの俊敏なドライブフィールが幅広い層のお客さまに評価されている。加えて、昨年8月のマイナーチェンジ以降は2WD車の燃費が向上し、全グレードが「環境対応車普及促進税制」による減税措置に適合した。また、エコモードスイッチを採用するなど、クラストップレベルの環境性能も好評である。

中国では、「クロスオーバー」という新しいカテゴリーを創出し、独特のファッショナブルなデザインと走行性能に加え、2009年には中国自動車技術研究センター(CATARC)が実施する衝突安全試験(C-NCAP)で最高位にあたる5つ星を獲得するなど、その高い安全性も評価されている。また、本年1月のマイナーチェンジ以降は、カーウイングスやアラウンドビューモニターなどの先進技術を搭載し、機能性の高さも好評である。

「キャシュカイ」を担当するグローバルチーフマーケティングマネージャーのマズレル ギョームは、「『キャシュカイ』は、コンパクトクロスオーバーというカテゴリーを創出したパイオニアである。力強いデザイン、広い室内、高いドライビングポジションなどSUVの魅力と、燃費の良さやコンパクトできびきびとした走りといったハッチバック車の魅力を併せ持ち、世界中のお客さまより高い評価をいただいている。お客さまのニーズを満たす先進技術を搭載しながらも革新的なコンセプトをもつ『キャシュカイ』は、お客さまのクルマに対する多様な価値観に柔軟に対応していくという日産の決意の表れである」と述べた。

「キャシュカイ」は現在、英国のサンダーランド工場、日本の九州工場、中国の東風日産花都工場及び鄭州日産第二工場*2にて生産されている。

  1. *1 「キャシュカイ プラス2」の販売台数も含む。ただし、「キャシュカイ プラス2」はサンダーランド工場のみで生産。
  2. *2 鄭州日産は、中国における日産初の生産拠点として1993年に設立。2005年に東風汽車有限(DFL)の傘下となり、LCVの生産と販売を行っている。また、DFLは日産自動車と東風グループによる合弁会社として2003年に設立され、乗用車、LCV、および中・大型商用車のフルラインアップを持つ。
<販売累計台数(速報)>
(2011年1月31日現在)
 
欧州 759,370
・英国 111,088
・イタリア 103,647
・ロシア 89,808
アジア・オセアニア 203,984
・中国 126,856
・日本 61,594
中近東・アフリカ 36,123
中南米 4,455

以 上