第112回定時株主総会について

第112回定時株主総会

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は29日、パシフィコ横浜 国立横浜国際会議場において第112回定時株主総会を開催し、下記決議事項が全て承認されました。

詳細は以下の通りです。

決議事項

  • 第1号議案

    剰余金の処分の件

  • 第2号議案

    当社の従業員並びに関係会社の取締役及び従業員に対しストックオプションとして発行する新株予約権の募集事項の決定を取締役会に委任する件

  • 第3号議案

    取締役全員任期満了につき9名選任の件

定時株主総会概要

  1. 開始時刻 10時00分
  2. 終了時刻 12時16分(所要時間 2時間16分)
  3. 出席株主数 1005名
  4. 質問者数 10名

株主総会では、日産の新6ヵ年経営計画「日産パワー88」の概要が紹介されました。同計画では、ゼロ・エミッション車と低燃費技術で持続可能なモビリティを推進し、魅力的で競争力のある商品により世界のすべての人にモビリティを提供することで、世界の成長市場において日産のリーダーシップと収益性を伸ばしていくことに焦点を置いています。

最高執行責任者の志賀俊之は、2010年度の同社の販売および財務実績と、2011年度の業績見通しを報告しました。また社長のカルロス ゴーンは、新中期計画期間中、持続的で魅力的な配当を行っていくための同社の配当政策を発表しました。本計画において2011年度は、1株当たり20円の配当を行うこととし、2016年度までの配当性向を最低でも25%とすることを目指します。

続いてゴーンを始めとした日産のエグゼクティブコミッティの役員が、株主から事前に提出された質問や、株主総会に出席した株主からの質問に回答しました。

本年は、毎年恒例の株主総会後の懇親会を開催せず、その費用を3月11日の東日本大震災と津波の被害者の救援活動に対する寄付と致しました。この寄付は、日産の株主の名義で行っています。

以 上