日産自動車、2011年度上期決算を発表

当期純利益1,834億円を計上、営業利益率7.1%を達成
2011年度第2四半期決算発表

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は2日、2011年度上期、及び第2四半期決算を発表しました。2011年度上期の当期純利益は、前年同期から12.0%減の1,834億円(23億USドル、16.1億ユーロ)となりました。

2011年度上期の売上高は、前年同期比1.1%増の4兆3,674億円(547.3億USドル、384.1億ユーロ)となりました。営業利益は、前年同期比7.5%減の3,097億円(38.8億USドル、27.2億ユーロ)となり、売上高営業利益率は7.1%となりました。経常利益は、前年同期比6.3%減の2,954億円(37億USドル、26億ユーロ)となりました。

2011年度上期のグローバル販売台数は前年同期比10.7%増の222万5千台に達しました。

日産の社長であるカルロス ゴーンは、「日産は2011年度上期も力強い成長を遂げ、健全な利益を計上することができました。これは、当社が世界中の全ての市場において、お客さまに革新的で魅力ある商品を提供していることを反映しています。不利な為替レート、多くの自然災害、不安定な世界経済にも関わらず、当社の2011年度通期の大きな収益達成に向けた取り組みは順調に推移しています」と述べました。

2011年度第2四半期(2011年7月〜9月)の当期純利益は、984億円(12.6億USドル、8.9億ユーロ)となりました。売上高は同0.7%増の2兆2,855億円(293.4億USドル、207.4億ユーロ)となりました。営業利益は1,593億円(20.4億USドル、14.5億ユーロ)となり、売上高営業利益率は7.0%に達しました。経常利益は1,477億円(19億USドル、13.4億ユーロ)となりました。

第2四半期のグローバル販売台数は、116万9千台となり、前年同期実績を10.8%上回りました。

同時に日産は、2011年度下期の想定為替レートを1USドル80円および1ユーロ110円に見直し、通期の想定為替レートを、1USドル79.9円および1ユーロ111.9円として、2011年度通期業績予想を上方修正し、下記の通り東京証券取引所へ届出を行いました。

  • 売上高: 9兆4,500億円 (1,182.7億USドル、844.5億ユーロ)
  • 営業利益: 5,100億円 (63.8億USドル、45.6億ユーロ)
  • 経常利益: 4,800億円 (60.1億USドル、42.9億ユーロ)
  • 当期純利益: 2,900億円 (36.3億USドル、25.9億ユーロ)
  • 設備投資額: 4,100億円 (51.3億USドル、36.6億ユーロ)
  • 研究開発費: 4,400億円 (55.1億USドル、39.3億ユーロ)

注1:日産は、2011年6月23日、2011年度通期業績予想を次の通り東京証券取引所に届け出ました。なお、本見通しの想定為替レートは、1USドル80.0円および1ユーロ115.0円です。

  • 売上高: 9兆4,000億円 (1,175億USドル、817.4億ユーロ)
  • 営業利益: 4,600億円 (57.5億USドル、40億ユーロ)
  • 経常利益: 4,410億円 (55.1億USドル、38.3億ユーロ)
  • 当期純利益: 2,700億円 (33.8億USドル、23.5億ユーロ)
  • 設備投資額: 4,100億円 (51.3億USドル、35.7億ユーロ)
  • 研究開発費: 4,600億円 (57.5億USドル、40億ユーロ)

注2:本リリースに使用した2011年度上期実績に対するUSドル及びユーロ表記は便宜上の数値であり、2011年度上期の平均レートである1USドル79.8円、また1ユーロ113.7円を使用しています。第2四半期実績に対しては、2011年7月〜9月の3ヶ月間の平均レートである、1USドル77.9円、また1ユーロ110.2円を使用しています。

以 上