役員体制の変更について (2013/11/01)

2013年度上期決算発表

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は1日、役員体制の変更を発表しました。今回の任命や変更は、グループ全体の事業運営の効率化を促進する目的で行われます。

社長のカルロス ゴーンは、「今回の新しい役員体制、及び、新たな地域統括の組織は、中期経営計画NP88がもたらす利益ある成長を確実にします。この変更を早急に実施することにより、日産自動車は、財務的な管理を確実に行い、クルマの革新、商品企画及びグローバル市場プレゼンスにおいて、優位的な地位を維持していきます」、と語りました。

2013年11月1日付の変更は、以下の通り。

  • 志賀 俊之 最高執行責任者(COO)は、新たに副会長となり、渉外、知的資産管理、コーポレートガバナンスを統括する。代表取締役は継続し、COOの職務については、新たに、西川廣人、アンディ パーマー、トレバー マンの3名の役員が引き継ぐ。
  • 西川 廣人 副社長、チーフ コンペティティブ オフィサーは、引き続き、購買、生産、SCM、研究開発、TCSX(トータル カスタマーサティスファクション ファンクション)を統括する。同社第二位の役員として、今後はオペレーションコミッティ(OC)の議長を務める。また、中国地域も統括する。
  • アンディ パーマー 副社長は、現在担当している、企画、及び、マーケティングコミュニケーションに加え、新たに設定されたチーフプラニングオフィサー(CPLO)を兼務し、ゼロエミッションビークル企画・戦略、グローバルバッテリービジネス、並びに、グローバルセールスを統括する。
  • 片桐 隆夫副社長は、現在担当している日本営業&マーケティング担当に加え、新たに日本およびアセアン地域の事業を統括する。

2014年1月1日付の変更は、以下の通り。

  • トレバー マン 副社長(現、アフリカ、中東、インドおよび欧州のマネージメントコミッティ(MC-AMIE)議長)は、チーフ・パフォーマンス・オフィサー(CPO)に就任する。CPOとして各地域事業の統括に加え、ダットサン、LCV(小型商用車)およびグローバルアフターセールス事業を担当する。
  • コリン ドッジ 副社長(現チーフ・パフォーマンス・オフィサー(CPO))は、CPOの職を離れ、特別プロジェクトを担当し、カルロス ゴーンに直接レポートする。取締役は継続する。
  • 中村公泰 東風汽車有限公司総裁は、日産自動車の副社長となり、新たにエグゼクティブ・コミッティ (EC)メンバーとなる。同社全社のTCSX(トータル カスタマーサティスファクション ファンクション)を担当し、西川 副社長にレポートする。

また、同社は、現在のグローバル 3リージョン体制の事業運営を、6リージョン体制に変更する。

現在北米、及び、南米地域から成るアメリカズ地域については、北米地域および中南米地域の2地域体制に分割される。北米地域はホセ ムニョス(現、アメリカズ地域の販売・マーケティング、お客さまサービス、デラーネットワーク担当SVP)が統括する。ムニョスは日産自動車の副社長およびエグゼクティブ・コミッティ (EC)メンバーとなる。また、ホセ バルス(現、メキシコ日産社長)は日産自動車の常務執行役員となり、中南米を統括する。

なお、前述したとおり、西川は中国地域の事業を、片桐は日本およびアセアン地域の事業を統括する。

この他、アフリカ・中東・インド・欧州地域は2つの地域に分割されます。これらの地域の担当については、別途発表の予定です。

以 上