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日産「セレナ」、平成28年度自動車アセスメント(JNCAP)において、衝突安全性能評価、予防安全性能評価ともに「最高評価」を獲得

予防安全性能最高評価「ASV++」の満点獲得は、JNCAP初
「日産セレナ」JNCAPで最高評価獲得 (2016年度)

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:西川 廣人)は29日、日産「セレナ」が、平成28年度自動車アセスメント(JNCAP)の衝突安全性能評価※1で最高評価の「ファイブスター賞」を、また、予防安全性能評価※2においてJNCAP初の満点で最高評価の「ASV++」を獲得したと発表しました。

 

セレナ ハイウェイスター    

 

自動車アセスメント(JNCAP)は、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)により、自動車の安全性能を評価、公表されるものです。

今回「セレナ」は、衝突安全性能評価において、最高の安全評価となる「☆☆☆☆☆(ファイブスター)」を獲得しました。
さらに予防安全性能評価では、平成28年度から新規導入された「前方歩行者との衝突に対する被害軽減ブレーキの評価」において初の満点を獲得した他、その他の予防安全装置の評価でも全て満点を獲得し、合計点がJNCAP初の満点となりました。結果、最高の「ASV++」と評価され、その安全性の高さが実証されました。

最高の安全評価を獲得した「セレナ」は、昨年、6年ぶりにフルモデルチェンジしました。室内の広さや使い勝手、快適性、更に初搭載した高速道路同一車線自動運転化技術「プロパイロット」などが、お客さまから好評を得ています。

「セレナ」は、インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)、車も人も検知するインテリジェントエマージェンシーブレーキ、LDW(車線逸脱警報)、高強度安全ボディ(ゾーンボディ)、歩行者傷害軽減ボディ、6つのSRSエアバッグシステムなどを装備しており、これらが最高評価獲得に貢献しました。
さらに、クルマがステアリングを操作して駐車をサポートする「インテリジェントパーキングアシスト」、車内の状況や天候などに影響されずいつでもクリアな後方視界が得られる「インテリジェントルームミラー」、「踏み間違い衝突防止アシスト」、「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」、「インテリジェントDA(ふらつき警報)」、「進入禁止標識検知」、といった機能も装備しています。

また日産は、予防安全技術のひとつある「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)の」搭載モデルが、2017年3月に国内累計販売台数100万台を達成しました。この記録は、「エマージェンシーブレーキ」を2013年12月発売の新型「エクストレイル」や「ノート」、「セレナ」に搭載して以来、約3年3ヶ月での達成となります。

日産自動車では、「ゼロ・フェイタリティ」「ゼロ・エミッション」の実現を目指し、クルマの知能化、電動化を推し進めるとともに、「ニッサン・インテリジェント・モビリティ」の考え方のもと、クルマをよりワクワクするパートナーへの進化させていきたいと考えています。
高速道路等においてアクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御し、渋滞走行と長時間の巡航走行の2つのシーンで感じていたストレスを大幅に低減する「セレナ」搭載の「プロパイロット」は、まさに「ニッサン・インテリジェント・モビリティ」を具現化した技術です。

日産は、今後、自動運転化技術の要素を幅広い車種に搭載し、ドライバー支援を進めることで、交通事故低減を目指して参ります。

 

※1、2:
平成23年度から導入された衝突安全性能評価は、自動車の総合的な衝突安全性能を評価するもので、「乗員保護性能評価(100点満点)」、「歩行者保護性能評価(100点満点)」、「座席ベルトの非着用警報装置(シートベルトリマインダー)評価(8点満点)」の合計評価点数が「☆(ワンスター)~☆☆☆☆☆(ファイブスター)」で公表される。
また、平成26年度から導入された予防安全性能評価は、予防安全装置の性能を評価するもの。平成28年度からは「衝突被害軽減ブレーキ【対歩行者】(25点満点)」の評価項目が加わり、「衝突被害軽減ブレーキ【対車両】(32点満点)」、「車線逸脱警報装置(LDW)(8点満点)」、「後方視界情報提供装置(バックビューモニター)(6点満点)」の合計71点満点のうち、12点を超えるものは「ASV+(プラス)」、46点を超えるものは「ASV++(ダブルプラス)」で公表される。

以 上