日産自動車株式会社（本社：神奈川県横浜市西区 社長：西川 廣人）は31日、同社が収益拡大や事業革新等のために積極的なITの活用を実施している優れた上場企業「攻めのIT経営銘柄」に選定されたと発表しました。攻めのIT経営銘柄は、経済産業省が東京証券取引所と共同で2015年度より選定、発表しているもので、日産は輸送用機器製造業で唯一、2015年から3年連続で選定されました。
「攻めのIT経営銘柄」は、ITの活用による企業の製品・サービス開発強化や、ビジネスモデル変革を通じて新たな価値の創出、およびそれを通じた競争力の強化を目指す経営に優れた上場企業が選定の対象となります。
今回、日産が3年連続で選定されたのは、同社が進めてきた中期経営計画『日産パワー88』を支えるグローバルIS/IT戦略『VITESSE*』を策定し、ビジネス価値創造に向けたサービスの提供にクロスファンクション・クロスリージョンで取り組み、効果を創出した点が評価されたことによります。
また、グローバルIS/ITアニュアルレポートにて、活動計画や重要指標等について公開していること、及び革新的なプロジェクトの対外公表など、IS/ITがIR活動に積極的に取り組んでいる点も評価されました。
今回の選定を受け、グローバル情報システム本部の理事、能丸実は、「『VITESSE』は Value Innovation, Technology Simplification, Service Excellenceの3つを戦略の柱とし、全体最適を計りながらビジネス価値創造を進めてきました。今後もデジタル戦略を核にデータを活用した新たなサービスや価値創造を目指して参ります」と述べました。
グローバルに新規事業が拡大する中、IT活用の重要性は益々高まっています。日産は、引き続き経営とITの連動に取り組むことで、日産の企業価値のさらなる向上を図っていきます。
*VITESSE: Value Innovation, Technology Simplification, Service Excellenceの3つを柱とした、当社のグローバルIS/ITの中期計画。
＜関連URL＞
東京証券取引所ニュースリリース
http://www.jpx.co.jp/news/1120/20170531-01.html
経済産業省ニュースリリース
http://www.meti.go.jp/press/2017/05/20170531007/20170531007.html
以 上