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フォーミュラE第4戦メキシコシティePrixレースレポート

フォーミュラE第4戦メキシコシティePrixレースレポート

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は、16日(土)にメキシコで開催された「ABB FIAフォーミュラE選手権」の第4戦メキシコシティePrixに参戦しました。

今大会では、日産e.damsチームのルーキードライバーであるオリバー ローランドの活躍が注目を集めました。グループ予選では全22名のドライバーの中で最速タイムを記録し、スーパーポールに初めて進出しました。スーパーポールでは4番手のタイムを記録し、決勝レースでは素晴らしいスタートを切り、最初のコーナーで4位から2位にポジションアップしました。

前戦のサンティアゴePrixでポールポジションを獲得したセバスチャン ブエミもスーパーポールに進出し、6番手スタートからレース序盤で4位に上がりました。レースは途中でクラッシュ車両の回収のために25分間の中断がありましたが、レース再開後にローランドとブエミはトップ争いを展開しました。

レース終盤にローランドはトップに近づきましたが、最終ラップでバッテリー切れのリタイアとなり、初勝利には届きませんでした。また、ブエミも最後まで表彰台を争いましたが、同じく最終ラップでバッテリー切れのリタイアとなりました。

「わずか数秒のところで、素晴らしい結果を得ることができませんでした。私たちには勝つチャンスがあると思っていましたし、レースをリードするマシンにプレッシャーをかけるために懸命にプッシュしていました。今回の2人のパフォーマンスは素晴らしかったですし、特にオリバーのパフォーマンスを誇りに思います。彼は若いルーキーですが、優れた才能を持っていることは分かっていましたし、今日のパフォーマンスでそれを証明してくれました」と日産グローバルモータースポーツダイレクターであるマイケル カルカモは語りました。

「残念な結果ではありましたが、2台とも練習から予選、決勝まで1日を通して速さを見せるなどポジティブな面もたくさんありました。また、特筆すべきはローランドのパフォーマンスです。彼の今日のパフォーマンスは本当に素晴らしかったですし、決勝で結果を得られなかったことは本当に残念です。私たちは香港での次のレースに集中する必要があります」と日産e.damsチーム監督であるジャンポール ドリオは語りました。

次戦となるフォーミュラE選手権第5戦は、3月10日(日)に香港で開催されます。

 

セバスチャン ブエミのコメント:
「悔しい結果となりましたが、私たちは表彰台に立つに値するパフォーマンスの高さを明確に示しました。ローランドは今週末、素晴らしいパフォーマンスを発揮しましたので、決勝の結果は非常に残念に思いますが、これがレースです。私たちはさらに前進しなければいけません」

 

オリバー ローランドのコメント:
「最も重要なことは、予選から決勝まで1日を通して速いペースで走行できたということです。今回の自分のパフォーマンスに満足していますし、今日のレースには今シーズンを戦っていくための要素が詰まっていました。私はフォーミュラEに今シーズンデビューしたばかりで、まだまだいろいろと学んでいます。さらに様々なことを学ぶことで、さらに強くなっていきます」

以上

 

ニュースリリース

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