日産自動車、ヨロズの株式をタワー オートモティブ社に譲渡

2000年9月21日

日産自動車、ヨロズの株式をタワー オートモティブ社に譲渡

 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、本日、同社が保有する株式会社ヨロズ(本社:神奈川県横浜市港北区 社長:志藤昭彦)の全発行株式の17%を米国大手部品メーカーであるタワー オートモティブ社(本社:ミシガン州グランド ラピッズ 社長:ドゥガルド キャンベル)に譲渡することについて合意に達した。

 この合意に基づき、両社は、ボディ、シャシー、サスペンションのプレス部品の日産向け供給に関し、戦略的な業務提携を締結する。
尚、株式の譲渡は9月22日を予定している。

 日産自動車は、『日産リバイバル・プラン』の一環として、よりグローバルなサプライヤーネットワークを構築することを通じ、サプライヤーとの関係強化に取り組んでいる。
日産自動車の小枝 至購買担当副社長は「両社は日産にとって重要なサプライヤーである。この提携により、部品やコンポーネントの共同開発や共用、又品質、コスト競争力、納期短縮などを向上させることができる。この提携は両社にとってメリットのあるものであり、我々との協力体制が一層強化されることを期待している。」と語っている。

 日産自動車は、『日産リバイバル・プラン』に基づき、2000年度の連結利益の黒字化、2002年度までの自動車事業関連有利子負債の7000億円以下への削減、2002年度連結売上高営業利益率4.5%以上の達成を約束している。


以 上