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日産自動車、第7回北京国際モーターショーに新型車を出展

北京モーターショー2002

日産自動車株式会社(本社:中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)は、第7回北京国際モーターショー(プレスデー:6月5日/一般公開日:6月6日〜13日)に、中国事業拡大の一翼を担う3つの新型車を出展した。

ゴーン社長は、「当社の再建の中核をなし、中国に対する意気込みを示すものは、優れた自動車を作るということである。日産車は運転することにより、お客様に楽しみをもたらし、情熱を与えるものでなければならない。」と述べた。

今回出展した新型車は、2車種のSUVであるエクストレイルとパラディン、及びブルーバード フラッグシップモデルである。同モデルは人気の高いブルーバードシリーズに追加される。パラディンは当社との合弁会社である鄭州日産にて、また、ブルーバードは東風グループ企業の風神汽車にて、それぞれ現地生産される。

同時に、日産は現在中国で販売され好評を博しているセフィーロ、サニー、ブルーバードライトインテリアバージョンの3つの最新モデルを出展した。加えて、斬新なコンセプトのイデオ、新型スポーツカー350Z、及びラグジュアリーフラッグシップカーのシーマという3つのコンセプトカーも出展し注目を集めた。

イデオは、「自動車と情報技術との融合」という日産のビジョンを示すものである。乗員と外界をつなぐカメラとテレマティクスシステムを備え、交通情報や最寄りの劇場での上演演目などを含め、あらゆる情報を提供することができる。このようなビジョンは今後10年間で現実のものとなると期待されている。

新型Zは、長年に亘り世界中に熱烈なファンを獲得してきた歴代Zの後継車であり、今夏に世界各地で発売される予定である。「350Zは、"ドライバーのための情熱をかき立てるクルマを作りたい"という日産の夢を形にしたものである。この車は新しい日産ブランドの強力なシンボルとなる。」とゴーン社長は述べた。

今回出展されているラグジュアリーセダンのシーマは、緊急時にドライバーをサポートするミリ波レーダーセンサーを備えたブレーキアシストシステムや、車線中央の走行をサポートする世界初のレーンキープサポートシステムなどの最新技術を備えている。

「日産車は1972年から中国で販売されている。中国のモータリゼーションは、今まさに拡大の時期を迎えており、お客様は自由に移動できる自分だけの交通手段を得る喜びを実感し始めている。日産は中国の利益のため、また現在及び将来のお客様のために貢献していくことをコミットする。日産は健全な、成長を続ける自信に満ちた自動車メーカーとして新たなスタートを切った。」とゴーン社長は締めくくった。

以 上

日産北京国際モーターショーサイト(但し、中国語と英語のみ)
http://www.nissan.com.cn