日産、インドネシアへの投資を拡大


 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、本日、同社のインドネシアの関連会社であるイスマック日産製造会社(INM)への出資比率を引き上げることで基本合意したと発表した。これにより同社の出資比率は35%から75%となり、社名もイスマック日産製造会社からインドネシア日産自動車会社(NMI)と変更する。また、インドネシア日産自動車会社(NMI)は日産のインドネシア配給店であるワハナ・ウィラワン社から営業権を譲り受ける。

 インドネシアにおける日産の生産台数はアジア経済危機以前の1997年には約6,000台、昨年5月に生産を再開し、2000年の生産台数は約1,000台であった。日産は、日産の連結子会社となるインドネシア日産自動車会社が製造と販売の機能を統合することによって、インドネシアでの利益ある成長を続けていく。

 1999年10月に発表された日産リバイバルプラン(以下NRP)の一環として、永続的に利益ある成長の基盤を築くために、日産はグローバルに投資を行っている。NRPのもと、日産は世界中で、コアビジネスである自動車事業に経営資源を投入していく。


以 上