日産「キャシュカイ」、欧州での販売累計10万台を突破

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、同社のコンパクトクロスオーバー車「キャシュカイ」(日本名:デュアリス)の欧州における販売累計が、10万台を突破したと発表した。

同車は本年2月に販売を開始し、11月の最終週に10万台に到達した。

「キャシュカイ」の三大市場は英国、ロシア、イタリアであり、発売開始からの販売は11月末現在でそれぞれ17,554台、15,376台、10,746台であった。また、オーストリア、オランダ、ポルトガル、ギリシャ、スロバキア、ノルウェー等における「キャシュカイ」の需要は予想をはるかに超えている。

欧州では予想を上回る需要に応えるため、同車が生産されている英国サンダーランド工場において6月に生産能力を20%拡大した。欧州向けの生産台数を増やすため、同車の日本向けの生産は、12月にサンダーランド工場から日本の九州工場へと移された。日本において「デュアリス」のブランド名で販売されている同車も好調に推移しており、5月の発売以来、累計販売台数は1万8千台を超えている。

欧州ユーザーからの反響によると、「キャシュカイ」は、従来のハッチバック車とスポーツ多目的車(SUV)の中間に位置する力強い独特のデザインが、市場にこれまでにないスタイルを提供している、との評価を受けている。多くの「キャシュカイ」ユーザーは、同車を購入した主な理由として、高品質なインテリア、そして総合的なデザインを挙げている。

以 上