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東風汽車有限公司、広州市花都区に新エンジン工場を建設-2006年より日産の新世代グローバルエンジンの生産を開始-


日産自動車と東風汽車工業投資有限公司との合弁企業である東風汽車有限公司(本社:湖北省武漢市、総裁:中村克己)は、本日、30億人民元を投資し広東省広州市花都区にエンジン工場を新たに建設すると発表した。

新エンジン工場は2006年初めに操業開始を予定している。生産能力は2008年迄に段階的に年間36万基に引き上げられ、約1,500名を雇用する計画である。

広州市花都区の39万㎡の敷地に建設される新工場には鋳造、機械加工、組立の各工程が設置される。同工場は環境性能に優れた日産の新世代グローバルエンジンを生産し、広州を始め中国内の東風汽車の各乗用車工場へ供給する。

東風汽車の吉田衛副総裁(乗用車事業担当)は、「新しいエンジン工場の建設は中国における東風汽車の戦略展開の重要な一歩であり、今後の事業拡大に向けての確固たる基盤となる。この新工場を通じて、中国のお客様に日産の最新鋭のエンジン技術を提供していきたい。日産の新開発ガソリンエンジンは優れた燃費と力強い加速性能との最適なバランスを誇っている。」と語った。

2004年に東風汽車は2つの新乗用車生産工場の操業を開始した。同年5月に稼動を開始した広州・花都工場は「サニー」、「ブルーバード」を生産している。続いて9月に稼動を開始した湖北省の襄樊新工場は「ティアナ」を生産している。新しいエンジン組立工場が加わることにより、中国における日産商品の現地化が更に進展し競争力が向上するものと期待される。

以上