• ホーム
  • /
  • ルノー・日産アライアンス、北九州市とゼロ・エミッションモビリティに関するパートナーシップ「環境と技術のまち北九州"e-フロンティア プロジェクト"」を締結

ルノー・日産アライアンス、北九州市とゼロ・エミッションモビリティに関するパートナーシップ「環境と技術のまち北九州"e-フロンティア プロジェクト"」を締結

ルノー・日産アライアンス、北九州市とゼロ・エミッションモビリティに関するパートナーシップ「環境と技術のまち北九州"e-フ ロンティア プロジェクト"」 を締結

RENAULT NISSAN

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は9日、北九州市とゼロ・エミッションモビリティを推進するパートナーシップ、「環境と技術のまち北九州"e-フロンティア プロジェクト"」を締結し、同日日産自動車九州工場ゲストホールにて、締結式を行った。両者は本パートナーシップ締結により、低炭素社会の実現に向けて、ゼロ・エミッション車である電気自動車(EV)の普及など協力体制を構築する。

日産は、同社の持つ環境技術と、世界各国とのEV普及のパートナーシップで得た知見が、北九州市の掲げる基本構想、「世界の環境首都」「アジアの技術首都」に貢献できるものと考えている。今回のパートナーシップはこの考え方に基づき、両者による協議を重ねた結果、締結に至ったものである。

両者は本合意に基づき、以下3つの分野に亘る項目について今後検討・協業していく。

1.「世界の環境首都」を目指し、環境面で先進のまちづくりを推進する

  1. 充電ネットワークの効率的・効果的整備を進め、同時に民間事業者等に対して充電設備設置の働きかけを行う。
  2. 公用車にEV等次世代自動車を導入するなど、民間への導入働きかけと各種優遇策を講じてEV等次世代自動車の普及に向けて取り組む。
  3. エコカーフェア等のイベントを通じて市民への啓発活動を行う。また日産のエコドライブ支援ツールの活用を検討する。
  4. 「八幡東田地区」や「城野地区低炭素先進モデル街区」等を低炭素社会のモデルとするための方策を検討する。

2.「アジアの技術首都」を目指し、低炭素社会に貢献する技術開発を推進する

  1. 低炭素モビリティ社会実現に向けた地域企業・大学との共同技術開発を行う。特に、以下3点の技術開発の検討を行う:EVの安心走行をサポートするITシステム / 自然エネルギーを活用する充電器技術 / リユースリチウムイオン電池の適用先の検討
  2. モノづくり企業の生産性向上による、環境負荷低減指導を行う。

3.環境を未来に引き継ぐ人材を育成する

  1. 地元教育機関やNPO団体などと協働し、子供向けの環境教育実施検討を行う。
  2. 北九州学術研究都市連携大学院カーエレクトロニクスコースにおける講師派遣協力並びに、インターンシップ協力を検討する。

日産の常務執行役員である川口均は、締結式において、「地球の未来を持続可能な社会とするためには、第三者と手を携え、環境・技術・社会と多様な方面での活動が必要となる。日本国内で5つめのパートナーとなる北九州市とは、日産が持つ技術と経験を駆使して、EVを安心・快適に使えるモビリティ社会の実現を目指していきたい。」と語った。

なお日産では、同社初の世界量産EV、日産『リーフ』を12月11日(金)より14日(月)までマリンメッセ福岡にて開催される福岡モーターショーに出展する。

日産はルノーと共に、「ゼロ・エミッション車で世界のリーダーになる」という目標を掲げており、世界各国の政府や自治体、企業などと合わせて既に40件のゼロ・エミッションモビリティに関するパートナーシップを締結している。同社は、日産『リーフ』を2010年度に日本、米国および欧州で販売開始し、2012年にはグローバルに量販する。

<関連URL>
日産ゼロ・エミッションサイト
日産「リーフ」先行予約希望者WEB登録

以 上