インフィニティ社は、改めて事業運営に向き合い、持続可能で高収益な成長を追求します

インフィニティグローバル本社、香港から日本へと移転

インフィニティ モーター カンパニーは、今後3年にわたるインフィニティブランドの電動化を念頭に、効率を更に追求し、日産自動車との連携をより強化するための戦略計画を発表しました。

同戦略計画の一環として、インフィニティグローバル本社は、2020年半ばに、香港から日産自動車の本社がある横浜へと移転いたします。この移転により、インフィニティは、日本に拠点を置くグローバルデザインや研究開発、生産といったファンクションと更に融合し、電気バッテリーの発展や電動パワートレイン「e-POWER」の搭載を推進します。競争が激しく、混沌とした自動車産業において、事業全般にわたり効率を高める上でも非常に重要な移転です。

同戦略計画では、インフィニティの最大成長市場である北米と中国を引き続き優先しますが、東欧、中東、アジア・オセアニア地域においても成長を目指します。インフィニティは、今後も独立性を保って事業展開し、ユニークで高品質なブランドアイデンティティーを極めていきますが、同時に、日産自動車とアーキテクチャやテクノロジー、事務管理部門といったファンクションを共有して経営効率を更に高めていきます。

インフィニティは、2012年より本社を香港に置いています。香港は、インフィニティの独特なブランドアイデンティティーを進化させつつ、中国市場に対する理解を深めるには理想的な場所でした。

インフィニティはブランドの電動化を予定しており、ディーゼル車を廃止し、最良のオポチュニティに資産を投入していきます。北米においてはSUVラインアップの更なる充実を図り、中国においては今後5年間で新型5車種を投入し、販売の質と残存価値の向上を目指します。これらの計画はすべて、インフィニティがプレミアムセグメントにおいて一番手のチャレンジャーになるというブランドビジョンの一環です。

現在、インフィニティの香港本社には180人の従業員がいます。日本に移動しない従業員の方々については、サポートを行う予定です。

以上