日産自動車、「テラノ」の国内生産累計が100万台を突破

日産自動車(社長:塙 義一、本社:東京都中央区銀座)の小型4輪駆動車「テラノ」の国内生産累計台数が、この程100万台を突破した。これは1986年8月の生産開始より11年11ヶ月で達成したものである。

初代「テラノ」はRV車の先駆けとして、「誰にでも乗用車感覚で乗りこなすことのできる新感覚4WD」を基本コンセプトに開発され、その都会的で斬新なデザイン、5リンクコイル式サスペンション等の採用による乗用車感覚の乗り心地が高く評価された。
モデルチェンジした現行の2代目は、「走りが楽しいスポーツ・ユーティリティ」をコンセプトに、路面状況や走行状態に応じて即座に前後輪の最適な駆動力配分を行う「オールモード4×4」、操縦安定性と乗り心地を向上させる「モノフレーム」ボディを採用するなど、走行性能を大幅に向上させた。また、全車にSRSエアバッグシステム・ABSを標準装備し、高い安全性を確保している。

同車は、国内はもとより世界各国に輸出されており、輸出累計は約80万4千台。特に北米では「パスファインダー」の名称で販売され、高い評価を得ている。
なお生産は、現在まで一貫して九州工場で行っている。

 

≪ご参考≫
【テラノ生産累計100万台達成の歩み】
1986年  8月 初代WD21型新発売
  87年  8月 VG30エンジン塔載車を追加
  88年 11月 ディーゼルターボエンジンを追加
  89年 10月 ワゴンに4ドア車を新設定
  93年  1月 ワイドボディ車を追加
  95年  9月 2代目R50型発売
  96年  8月 新開発QD32ETiディーゼルエンジン塔載車を追加

以 上