日産自動車、米国での生産が500万台を突破

本件は、米国テネシー州スマーナにて現地時間11月28日に発表しております。

2000年11月29日

日産自動車、米国での生産が500万台を突破

 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)は米国における累計生産台数が、米国時間の11月27日に500万台を達成したと発表した。尚、500万台目の車種は2001年型のフロンティア・クルーキャブであった。

 日産の米国生産は1983年6月16日に小型ピックアップトラックを生産したことから始まり、それ以降、テネシー州スマーナ工場ではセントラ、アルティマ、200SXやエクステラを生産している。

 スマーナ工場は米国の産業調査報告書の『ハーバーレポート』にて7年連続で米国における最も生産性の高い工場としての評価を受けている。

 北米日産の生産、購買担当SVPのエミール ハッサンは「高い効率性を保ちながら、セダンを始め、クーペ、ピックアップトラック、SUVなどを作り続けてきたことは特筆すべきことだと思う。」と述べている。

 1992年に1993年型のアルティマの生産を開始したことで、生産量は大幅に増加し、スマーナ工場の敷地面 積はほぼ二倍に拡張された。

 日産は、2000年7月にテネシー州デカードにあるパワートレイン生産設備の拡張及び、同州スマーナ車両生産工場の生産能力の最大活用するため、4年間で10億ドルの投資を行うことを発表している。

 また、2000年11月には9.3億ドルを投資してミシシッピー州キャントンに新しい生産工場を建設する計画も発表している。尚、この工場での生産は2003年から開始し、年間の生産能力は約25万台となる見込みである。

 スマーナ、キャントン、及びメキシコ2工場を合せると、日産の北米における生産可能な台数は年間約100万台となる。

以 上