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「日産リーフ」、グローバル累計販売台数400,000台を達成

日産リーフ

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は、サステナブルモビリティへと向かう世界的な動きを牽引してきた「日産リーフ」が、電気自動車(EV)として史上初となる販売台数400,000台を達成したと発表しました。

 

日産リーフ」はワクワクするEVの走りや便利さを手頃な価格で提供する世界初の量産電気自動車として、2010年に発売されました。当時はまだ、EVはニッチな製品とされており、「日産リーフ」を購入されたお客さまの多くは「アーリーアダプター」でした。

今日では、次に購入するクルマとしてEVを検討するお客さまが増え続けています。その中で「日産リーフ」はゼロエミッション車であることに加え、パワフルで俊敏な高い動力性能や「プロパイロット」*1などの高度な先進技術が提供する価値によって、お客さまに選ばれています。

グローバル販売・マーケティング・EVを統括する副社長のダニエレ スキラッチは、「この大きなマイルストーンが示すことは、400,000人を超えて増え続けるお客さまが、『日産リーフ』が提供するワクワクするドライビングや様々な魅力に価値を見出しているということです。『日産リーフ』は今後も『ニッサン インテリジェント モビリティ』の象徴であり続けます」と語りました。

初代「日産リーフ」の発売以降、日産は持続可能なゼロエミッションモビリティのグローバルリーダーとなることを目指し、多くの政府や公益事業者とともに、EVの普及や充電の利便性の向上、そしてバッテリーの二次利用にも取り組んできました。

日産はこれまでに「Nissan Energy(ニッサン エナジー)」の取り組みのもと、世界中でパートナーシップを結んできました。こうしたパートナーシップをもとに、車載バッテリーに蓄えた電力を家庭やオフィスに供給したり、電力網の安定化に貢献したりすることを可能とし、エネルギー利用の効率化を推進すると同時にEVの利便性をさらに高めていきます。

また、「日産リーフ」がこれまでに走行した距離は累計100億キロメートルを超えています。2010年に発売してからの「日産リーフ」の累計販売台数をもとに算出すると、1年あたり380万バレルに相当する石油を節約した計算になります。*2

「日産リーフ」は2018年に欧州でEVの販売台数1位となり、ノルウェーにおいては、EV以外の車種も含めた年間販売台数の第一位を獲得しました。「日産リーフ」は現在50以上の市場で販売されていますが、2019年前半にはさらにラテンアメリカの6つの市場で、また年末までにアジア・オセアニアの7つの市場でも発売される予定です。

 

新型「日産リーフ」

2017年にフルモデルチェンジした新型「日産リーフ」*3は、最高出力110kW、最大トルク320N・mを発生するなど、パフォーマンスを大幅に向上させました。

また、2019年には新型パワートレインを搭載し、出力と航続距離を約40%向上させた「日産リーフ e+*4を発表しました。「日産リーフe+」は、日本では1月下旬に販売が開始され、2019年春には米国、そして欧州でも発売される予定です。

「日産リーフ」は、「インテリジェント パワー」、「インテリジェント ドライビング」、「インテリジェント インテグレーション」で構成される「ニッサン インテリジェント モビリティ」の象徴です。「日産リーフ」は、「インテリジェント パワー」として革新的な電動パワートレインを、「インテリジェント ドライビング」を代表する技術として「プロパイロット」を搭載しています。「プロパイロット」は高速道路などの自動車専用道路において、先行車両との車間距離を一定に保つよう制御することに加え、車線中央を走行するようステアリング操作を支援し、ドライバーの運転負荷を軽減します。日本と欧州向けモデルに搭載されている「プロパイロット パーキング」*5は、駐車場でアクセル、ブレーキ、ステアリングを駐車が完了するまで制御します。

 

「ニッサン インテリジェント インテグレーション」

「日産リーフ」は移動の手段としてだけではなく、クリーンなエネルギーを活用する新たな世界を切り拓きます。

日産は「日産リーフ」などのEVを中心とした「エコシステム」の構築を目指し、日本・米国・欧州ですでに取り組みを始めています。「Nissan Energy」はこれらのソリューションの総称で、この取り組みのもと、日産のEVをご利用いただいているお客さまはEVとエネルギー・システムをつなぐことで、車載バッテリーの充電に加え、そのバッテリーに貯めた電力を家やビルに給電することができます。さらに、その電力を電力網に供給することも可能になります。

また、「Nissan Energy」にはEVのバッテリーの二次利用も含まれます。さまざまなパートナーと協力しながら、「日産リーフ」のバッテリーを再利用した蓄電システムを外灯やスポーツスタジアムなどに活用していきます。

 

なお、「日産リーフ」は、日本の追浜工場、英国サンダーランド工場、米国テネシー州のスマーナ工場で生産しています。

 

*1 グレード別で設定。「プロパイロット」はドライバーの運転操作を支援するためのシステムであり、安全運転を行う責任はドライバーにあります。道路や周囲の状況に気を配り、常に安全運転を心がけてください。ご使用前に必ず取扱説明書をお読みください。米国名は「プロパイロット アシスト」。

*2 累計走行距離は、「日産リーフ」累計販売台数うち約50%のお客さまの走行データをもとに算出。ガソリン消費量に関しては米国政府が開示しているEPA燃費データをもとに、MY 2019 Versa 1.6 L(4 cyl, Automatic)と比較して算出。

*3 「日産リーフ」の航続距離(一充電走行距離)は、日本のWLTCモードで322km、JC08モードでは400km、米国EPA基準では150マイル、欧州基準のWLTPモードで270km。一充電走行距離は定められた試験条件での値で、お客さまの使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)、整備状況(タイヤの空気圧等)、オプションの装着状況等に応じて値は異なります。

*4 「日産リーフ e+」は米国では「LEAF PLUS」の名称で販売。

*5 「プロパイロット パーキング」の作動状況は路面環境や車両、周辺環境などによって変わります。道路や周囲の状況に気を配り、常に安全運転を心がけてください。ご使用前に必ず取扱説明書をお読みください。

 

以上