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日産自動車、中国で新型「エクストレイル」を発売

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)の中国合弁会社である東風汽車有限公司(DFL)は3日、日産のグローバルモデルで中国において本年4車種目の現地生産車である「エクストレイル」を販売開始した。

同車は街乗りもできる本格SUVとして位置付けられ、中国では駿馬を意味する「奇駿」の名前で販売される。

同車は最新の4WDシステムである「オールモード4X4-i」などの技術を搭載し、オンロードとオフロードの両方で中国のお客さまに運転する楽しさを提供する。また同車は2.0リッター「MR20DE」エンジンと2.5リッター「QR25DE」エンジンを搭載し、6速マニュアルトランスミッション及びCVTを組み合わせた全5グレードから構成される。

「エクストレイル」の中国での希望小売価格は207,800元(約299万円)から258,800元(約373万円)で、月販台数は2,500台以上を目指す。

DFLはこれまで高級・中級セダン、ハッチバック、ミニバン、クロスオーバーを生産しており、SUVの「エクストレイル」の投入により、乗用車のラインアップが揃うことになる。

初代「エクストレイル」は2000年の発売以来、167カ国で合計80万台を販売した。新型「エクストレイル」は2007年3月のジュネーブモーターショーでデビューし、発売以来グローバルで14万台を販売している。

「エクストレイル」は九州工場、インドネシアでも生産され、DFLの花都工場(広州市)は日産の生産拠点の中で、同車を生産する3番目の工場となる。

注:為替レートについては最近の為替相場、1人民元=14.4円をもとに換算した。

以 上