「フェアレディZ」をマイナーチェンジ

日産自動車（本社：東京都中央区銀座　社長：カルロス ゴーン）は、「フェアレディZ」をマイナーチェンジし、9月8日より全国一斉に発売する。

フェアレディZ クーペ Version ST（左）　フェアレディZ ロードスター Version ST（右）

SHIFT_sports　フェアレディＺはスポーツカーをシフトする

Z33型フェアレディZは、2002年7月の発売以来世界95カ国で販売され、発売から3年間の累計販売台数は約16万台を達成するとともに、日本を始めとして、米国、ヨーロッパなどで約50の賞を受賞し、世界中のお客様から好評を得ている。
今回のマイナーチェンジでは、期間限定車として発売した35周年記念車「35th Anniversary」のエンジンをベースに、エアダクト径の拡大による吸気効率の向上やバルブタイミングのチューニング等により、最高出力を206kw(280PS)/6200rpmから216kw(294PS)/6400rpmに向上。「35th Anniversary」で引き上げられた7000rpmのレブリミットと相まって、トップエンドまで持続する力強い加速感を実現した。さらに、デュアルフローパスショックアブソーバーや車速感応式パワーステアリングの採用により、フェアレディＺの特長である、パフォーマンス性能を一層向上させた。
エクステリアは、フロントバンパーやヘッドランプの変更、高輝度LEDリヤコンビネーションランプや新造形18インチアルミロードホイールを全車に採用するなど、お客様から好評な基本デザインは踏襲しつつ、新しさや質感の向上を図った。
インテリアについては、本アルミの採用部位の拡大、手が触れる部位のソフト化、また、収納スペース追加とスイッチ類の適正配置などにより、質感と使い勝手を大幅に向上させた。
ボディカラーは新たに、プレミアムミスティックマルーン(RP)、ブリリアントシルバー(M)、ダイヤモンドブラック(P)の３色を設定した。
*RPはマルチフレックスカラー、Mはメタリック、Pはパールの略。

尚、(株)オーテックジャパンは下肢に障害のある方向けのライフケアビークル(LV)*1「オーテックドライブギアタイプe（電子制御式運転補助装置）」装着車を設定した。

*1: 日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」（LV：Life Care Vehicles）と呼んでいる。

＜取り扱い販売会社＞

NISSAN Blue Stage：日産系、モーター系各販売会社
NISSAN Red Stage ：サティオ系、プリンス・チェリー系販売会社
*全車種取り扱い店（NISSAN Red & Blue）を含む

＜仕様・装備の主な変更点＞

●エクステリア
・フロントバンパー、ヘッドランプの意匠変更　
・高輝度LEDリヤコンビネーションランプ、新造形18インチアルミロードホイール、チタンクリアドアミラーの採用
・新色のプレミアムミスティックマルーン*(RP)、ブリリアントシルバー(M)、ダイヤモンドブラック(P)、を含む全8色の設定
* RPはマルチフレックスカラー、Mはメタリック、Pはパールの略。
* プレミアムミスティックマルーンは、初代フェアレディＺ（S30）に1971年追加されたロングノーズの240ZGに採用された「グランプリマルーン」を、Newness&Z-nessをテーマにして現在によみがえらせたもので、見る角度や光の具合で微妙に色調が変化するプレミアムな新色。
●インテリア
・本アルミの採用部位の拡大（カップホルダーつまみ、3連サブメーターリング、シフトフィニッシャー、エアコンダイヤル、NAVIジョイスティックリングの採用 など）
・ドアトリムに合皮レザーパッドの採用
・ソフトフィール塗装（ドアハンドルパネル部、3連メーター/3連サブメーター上部、センターコンソール/オーディオ/NAVI操作パネル）
・収納スペースの追加（カードホルダー、助手席足元ネット、照明付ペットボトルホルダー(左右ドア)、ドアポケットの開口部拡大 など）
・シートクロス地の変更 など
●メカニズム
・206kw(280PS)/6200rpmから216kw(294PS)/6400rpmに最高出力向上（6速マニュアル車）
・デュアルフローパスショックアブソーバー、車速感応式パワーステアリングの採用　
・標準仕様ブレーキのサイズアップ(16インチ → 17インチ)

＜全国希望小売価格（消費税込み）＞

（単位：円）

☆掲載写真車種

6MT：6速マニュアル
5M-ATx：マニュアルモード付フルレンジ電子制御5速オートマチック

（了）