「モコ」をマイナーチェンジ

日産自動車は、「モコ」をマイナーチェンジし、2004年2月12日より全国一斉に発売する。

モコC（2WD）

「モコ」は、日産自動車初の軽自動車として2002年4月に発売され、先進的でエレガントなスタイル、多彩なシートアレンジと豊富な室内収納による使い勝手の良さから、発売当初より高い評価を頂いている。

今回のマイナーチェンジでは、スタイリッシュなエクステリアデザインはそのままに、上質感のあるおしゃれなモコ専用色のモコロゼを含む計4色の新ボディーカラーを設定した。

インテリアについては、ベージュの内装色におしゃれで華やかな印象のキャロットの新シート地を採用するとともに、新たにグレーの内装色を設定し、カジュアルでクールな印象のインディゴの新シート地を組み合わせ、室内の質感向上とリフレッシュを図った。フロントシートをベンチシート化し、運転席、助手席間のウォークスルーを容易にしたことに加え、リヤシートのスライド量を増やし、リヤのニールームを拡大した。また、リヤヘッドレストの形状変更により、ワンアクションで簡単にリヤシートのフォールドダウンを行えるようにし、利便性を更に高めた。

さらに、K6Aエンジンを搭載している「C」、「Q」の2WD車は、従来型の2WD車に比べ燃費性能が向上している。

＊「モコ」はスズキ株式会社よりOEM供給を受けるモデルである。

＜仕様・装備の主な変更点＞
●エクステリア
・新色のモコロゼ（M）*、ミントグリーン（M）*、キプロスブルー（M）*、ブルーイッシュブラック（P）*などを含む全8色に変更 など
     *（M）はメタリック、（P）はパールの略

●インテリア 
・新シート地（キャロット/インディゴ）の採用
・フロントベンチシートの採用
・リヤヘッドレストの形状変更
・リヤシートスライド量の増加（＋30mm）
・メーターの意匠変更
・オーディオの意匠変更 など

●その他
・K6Aエンジン搭載2WD車の燃費向上（10・15モード燃費 18.8km/L←18.4km/L）
・大型バッテリー、高始動性スターターモーターを2WD車にも採用 など

＜全国希望小売価格（消費税を含まず）＞

日産自動車の関連会社である(株)オーテックジャパン(本社：神奈川県茅ヶ崎市 社長：遠藤　淳一)は、ライフケアビークル（LV）^＊「アンシャンテ」についてもベース車のマイナーチェンジに伴う変更を実施し、2月12日より全国一斉に発売する。

＊ライフケアビークル：日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」（LV：Life care Vehicle ）と呼んでいる。

アンシャンテ「助手席スライドアップシート」（2WD）＜オプション装着車＞

アンシャンテ 「助手席回転シート」（2WD）

＜「アンシャンテシリーズ」車両概要＞

アンシャンテ「助手席スライドアップシート」は、助手席を車両外側に回転・昇降させる
操作を全て電動化し、車いすからの乗り降りの負担を軽減した車両である。またアンシャンテ「助手席回転シート」は、室内での前後スライド機構を持ちながらも、助手席が簡単な操作で90度回転し、さらに標準装備されている助手席アシストグリップで、高齢の方や車いすをお使いの方などの乗り降りの負担を軽減できる車両である。

＜全国希望小売価格（消費税を含まず）＞

＊アンシャンテ「助手席回転シート」にオーテック扱いディーラーオプションの「車いす収納装置（電動式）」を装着した場合は、車両の消費税が非課税となります。

＊アンシャンテ「助手席スライドアップシート」にオーテック扱いディーラーオプションの「車いす固定用ゴムネット」または「車いす収納装置（電動式）」を装着した場合は、車両の消費税が非課税となります。

（了）