日産自動車、第59回フランクフルトモーターショーにコンセプトカー「mm.e」、「Crossbow」を出展

「mm.e」
「Crossbow」

 

 

 

 

 

 

  日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス・ゴーン)は、第59回フランクフルトモーターショー(プレスデー:9月11日〜12日/一般公開日:9月13日〜23日)において、小型乗用車「mm.e(エムエムイー)」、オフロード4WD「Crossbow(クロスボウ)」の2台のコンセプトカーを出展する。
  また、近々欧州市場で発売する予定の「Primera(プリメーラ)」、「Pickup(ピックアップ)」、「X-TRAIL(エクストレイル)」も展示する。尚、プリメーラについては、4ドアセダン、ワゴンに加え5ドアハッチバックを初めて公開する。

 

 


mm.eイメージスケッチ

 

 

  「mm.e」は、自由な発想を持ち、流行に敏感な若者をターゲットとしたコンパクトな3ドアハッチバックのコンセプトカーである。
 エクステリアはシンプルでシックなラウンドしたフォルムを基調としつつも、高い位置に配したヘッドランプから始まるボリューム感のあるボディと、包み込み感のあるキャビンが一体となって強い個性を生み出している。
  エクステリアにおける細部へのこだわりやインテリアで随所に使われている新素材によって、クラスを超えた高い質感や快適性を満たしながら、遊び心も表現している。
  更に「mm.e」は、携帯電話の通信インフラを利用した外部とのコミュニュケーション機能を充実させているのが特徴である。インターネットの情報も、ナビゲーションシステムやオーディオシステムと連動した中央の集中ディスプレーに表示され、画面下に配したダイレクトスイッチとステアリングに組み込まれたリモコンスイッチによって、操作も簡単に行える。


 

 


Crossbowイメージスケッチ

 

 

  「Crossbow」は日産が築きあげてきた「キング オブ オフローダー」の世界をさらに広げることを目指したコンセプトカーである。堂々とした逞しさ、モダンさと独創性に溢れたスタイルと、人にやさしい技術を併せ持った独自の世界を形成している。
  パトロール(日本名:サファリ)などの日産オフロード4WDの伝統を受け継ぐ「Crossbow」は、際立つデザインと機能性を両立し、しかもパワフルなクルマを求める人々のニーズを満たすクルマである。
  エクステリアでは、日産のアイデンティティであるアングルドストラットグリルを中心にした存在感のあるフロントフェースにより、「Crossbow」が真の日産オフロード4WD車であることを証明している。車体と一体化したウインチ、サイドステップ、実用性を重視して配置された牽引フック、フードを開けなくても冷却水やオイルが補充できるメンテナンス口を設けたこと等、オフロードでの実用性を重視している。
  がっしりとした外観とは対照的に、インテリアは上質で洗練されたデザインとなっている。カプセル状のキャビンは収納性と機能性に優れ、外の厳しい環境とは別世界にいるような広々とした快適な室内空間を実現している。このように「Crossbow」は力強いオフロード性能と上質な室内を両立させている。センターコンソールにはオフロードドライビングに求められる広範な情報を提供してくれる縦長のT字型大型スクリーンが組み込まれており、オーディオ、GPSナビゲーション、空調はセンタコンソールとステアリングに組み込まれたマルチコントロールスイッチによって操作できる。

(了)