「ライフケアビークルシリーズ」に2タイプ、4車種を追加

株式会社オーテックジャパン
日産自動車株式会社

日産自動車の関連会社である（株）オーテックジャパン（本社：神奈川県茅ヶ崎市、社長：相部　剛）は、ライフケアビークル(LV)^＊1シリーズにおいて、「ドライビングヘルパー^＊2シリーズ」の下記2タイプ、4車種を追加し、1月16日より全国一斉に発売^＊3する。
1) スカイライン（セダン／クーペ）、フェアレディＺ、ステージア 
     ドライビングヘルパー「オーテックドライブギアタイプe」
手元のコントロールグリップで行うアクセル操作の制御方式に、日本メーカーで初めて電子制御方式を採用し、大幅に機能を改善した新開発の手動運転装置
2) モコ  ドライビングヘルパー「オーテックドライブギア」
軽自動車モコに従来型の手動運転装置「オーテックドライブギア」を装着

＊1：ライフケアビークル･･･日産自動車グループでは、生活のいろいろなシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」（LV：Life care Vehicle）と呼んでいる。
＊2：ドライビングヘルパー･･･主に下肢の不自由な方が運転される際の運転補助装置を装着した車両。
＊3:「スカイラインセダン」は1月27日より発売。

スカイラインクーペ ドライビングヘルパー「オーテックドライブギア タイプｅ」＜オプション装着車＞

＜ドライビングヘルパー「オーテックドライブギアタイプｅ」概要＞

「オーテックドライブギアタイプｅ」は、大幅に機能を改善した新開発の手動運転装置である。手元のコントロールグリップで行うアクセル操作の制御方式に、日本メーカーで初めて電子制御方式を採用することで、装置のコンパクト化や操作の滑らかさを向上させた。アクセル・ブレーキを左手で操作するコントロールグリップと、右手でステアリングを操作するためのステアリングノブが標準装備となる。同装置は、スカイライン（セダン／クーペ）、フェアレディＺ、ステージアに設定し、順次拡大設定する予定である。主な特長は以下の通り。

●操作性／快適性
アクセル操作力の軽減と滑らかさを向上したことに加え、パームレスト（台座部分）に手を置いたままアクセル操作ができるため、上体が安定し、また長時間運転する際の腕にかかる負担を大幅に軽減している。従来の「オーテックドライブギア」と比較して、ユニット本体部分を約半分にコンパクト化、足元スペースへの影響を最小限にとどめた。

●信頼性と安全性
ダブルワイヤー方式のブレーキ機構の採用に加え、前述の新方式アクセルの採用によりユニット自体の構造を見直し、ブレーキ操作のタイムラグを少なくするなどの配慮を加えている。

●デザイン性
黒／シルバーを基調とし、本革巻／アルミコンビのコントロールグリップと、本革巻ステアリングノブを採用し、スポーティで斬新なデザインとした。

＜モコ ドライビングヘルパー「オーテックドライブギア」車両概要＞

発売以来好評を戴いている手動運転装置「オーテックドライブギア」を日産初の軽自動車モコに設定拡大した。アクセル・ブレーキを左手で操作するコントロールグリップと、右手でステアリングを操作するためのステアリングノブを標準装備とし、また、車いすを電動で吊り上げ、担ぎ上げることなく車内に収納できる「チェアクレーン」をはじめ、各種のオプションを設定した。

＜取り扱い販売会社＞

＜全国希望小売価格一例（AT･CVT車の他グレードにも架装可能）＞（消費税は非課税）

M-ATx:マニュアルモード付フルレンジ電子制御4速オートマチック
5M-ATx:マニュアルモード付フルレンジ電子制御5速オートマチック

（了）