北米日産、フルサイズ・ピックアップの「タイタン」2004年モデルを2万2,400ドルで発売

本件は、米国カリフォルニア州の現地時間 11月13日13:00(日本時間 11月14日6:00)に発表したリリースの和訳です。

2003年11月14日

 

 

 

 

 

 

 

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)の北米統括会社である北米日産会社は11月13日、画期的なフルサイズ・ピックアップトラックの「タイタン・キングキャブ」2004年モデルと「タイタン・クルーキャブ」2004年モデルを、12月上旬より米国内のニッサン系ディーラーで販売開始すると発表した。価格はそれぞれ「タイタン・キングキャブ」が22,400ドル、「タイタン・クルーキャブ」が25,100ドルからとなる。「タイタン」は日産が米国市場に初めて投入するフルサイズ・ピックアップトラックで、10月に発売したフルサイズSUVの「パスファインダー・アルマーダ」に続く新型モデルである。いずれも日産が14億3,000万ドルを投資したミシシッピー州キャントンの新工場で生産されている。

「タイタン」の2004年モデルは、最大出力305 hp(227kW)、最大トルク379 lb-ft(513N・m)、総排気量5.6リッターのパワフルなV8エンジンと5速オートマチックを全モデルに搭載するとともに、様々な新装備が施されている。また、「タイタン・キングキャブ」では、後部座席の乗り降りや荷物の積み下ろしを容易にする180度近く開く画期的なワイドオープンリヤドアを採用している。

北米日産会社のジェド・コネリー販売・マーケティング担当上級副社長は、「日産はユニークな特徴と価格設定の『タイタン』で、競争が激しく、多額のインセンティブが投じられるフルサイズ・ピックアップトラックのセグメントに参入する。『タイタン』では、インセンティブや値引きを織り込んだ高額の設定とするのでなく、実際の購入価格に近いと我々が考える現実的な希望小売価格に設定した」と語っている。

コネリー副社長はまた、「『タイタン』では競合モデルに比べてお求めやすい価格でありながら、より多くの標準装備を搭載している。このような価格設定により、『350Z』、『アルティマ』、『エクステラ』、『ムラーノ』といった日産の画期的な各モデル同様、新型『タイタン』の持つ真の価値をお客様にご理解頂き、ご好評頂けるものと確信している。」と語った。

さらに、コネリー副社長は、「フルサイズ・ピックアップトラックのカテゴリーでの価格を少しでも健全なものにしたい。現時点ではお客様が支払う金額は希望小売価格とほとんど関係がなく、お客様の混乱を招き、クルマの価値は下がってしまう。『タイタン』は、メディアでの競合製品との事前比較や賞の選考で既にそのデザイン/スタイル/技術の価値を認められているが、同時にお得な価格で提供したい。」と説明している。

「タイタン」は、これまで既にいくつかの賞を受賞している。「フォー・ホイーラー(Four Wheeler)」誌は『2004年トラックオブザイヤー』に、「スマート・マネー(Smart Money)」誌は『スマート・マネー賞』にそれぞれ「タイタン」を選んでいる。また、消費者向け自動車情報ウェブサイトとして有名な『エドマンズ・ドットコム(Edmunds.com)』は「2004年MSV(最優秀自動車)」に「タイタン」を選んだ。

以 上