日産自動車は本日、2001年度中間決算を発表した。各決算数値は、本年10月25日に発表した予想に沿ったものとなっており、3半期連続で過去最高の半期決算となった。これは、迅速かつ強力に推進されている日産リバイバル・プランの成果によるものである。
−中間期連結決算−
販売台数
2001年度上期のグローバル販売台数(小売)は、前年同期の133万7,000台に対し、128万6,000台となった。
売上高
連結売上高は、前年同期比1.4%減の2兆9,775億円(248.1億USドル、275.7億ユーロ)となった。
営業利益
連結営業利益は、前年同期比40.5%増の1,888億円(15.7億USドル、17.5億ユーロ)となり、売上高営業利益率は前年同期の4.5%に対し6.3%となった。
経常利益
連結経常利益は、前年同期比22.7%増の1,603億円(13.4億USドル、14.8億ユーロ)となった。
税金等調整前当期純利益
連結税引き前当期利益は、1,654億円(13.8億USドル、15.3億ユーロ)となった。前年同期は1,736億円であった。
法人税等
法人税等の税額は295億円(2.5億USドル、2.7億ユーロ)となったが、980億円(8.2億USドル、9.1億ユーロ)の税効果を認識することによって相殺した。
当期純利益
当期純利益は、前年同期から33.9%増加し、2,303億円(19.2億USドル、21.3億ユーロ)となった。
有利子負債と財務状況
自動車事業での実質連結有利子負債残高は7,990億円(66.6億ドル、74.0億ユーロ)となり、2001年3月末時点から1,540億円減少した。
株主資本
2001年9月末時点の連結株主資本は1兆1,593億円(96.6億ドル、107.3億ユーロ)となり、2001年3月末時点の9,579億円から2,014億円の増加となった。
‘01年度の通期の見通し
2001年度通期の見通しについては当初見込み通り、連結営業利益で3,500億円、連結経常利益で2,900億円、当期純利益で3,300億円を見込んでいる。
以 上
注:米ドル及びユーロの換算値は便宜上、120円/ドル、108円/ユーロを使用。