ユニプレスの株式を新日本製鐵及び三井物産に譲渡


 日産自動車(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、同社が保有するユニプレス株式会社(本社:静岡県富士市青葉町 社長:鳥海 廣義)の株式(全発行済株式の30.3%)の一部(全発行済株式の15.6%)について、14.4%相当を新日本製鐵株式会社(本社:東京都千代田区大手町  社長:千速 晃)に、1.2%相当を三井物産株式会社(東京都千代田区大手町  社長:清水 愼次郎 )に譲渡することで合意し、本日、譲渡契約書に調印した。本取引により、筆頭株主である日産自動車の保有比率は14.7%となり、新日本製鐵が第二位株主となる。尚、株式の譲渡は9月30日を予定している。

 ユニプレスは各種プレス部品の製造・販売を主力とし、国内外の完成車メーカー等に供給を行っている。日産自動車は今後もユニプレスとの取引を継続していく予定である。

 日産自動車の小枝 至 副社長は、「本件により、ユニプレスの競争力は一層向上するものと思われる。今後の我々との協力体制がより強化されることを期待したい。」と語っている。

 日産自動車は、サプライヤーネットワークをよりグローバルで競争力あるものにするため、ネットワークの再構築に取り組んでいる。また同社では本年度より、"継続的な再生"と"成長・利益・負債ゼロ"を目指した3年間計画である「日産180(ワンエイティー)」に取り組んでいる。

<ユニプレス 会社概要>
会社名            :ユニプレス株式会社             
事業内容   :車体プレス部品 及び 精密プレス部品
設立年            :1945年
資本金            :42億8,500万円
売上高            :935億円(平成14年3月期)
従業員            :約2,185人 (平成14年 3月31日現在)

以 上