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オレンジカウンティオートショーに「アルティマハイブリッド」を出展

アルティマハイブリッド

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、オレンジカウンティオートショー(旧カリフォルニア国際オートショー、プレスデー:10月4日、一般公開日:10月4日〜8日)においてアルティマハイブリッドを発表する。

アルティマハイブリッド
アルティマハイブリッド

アルティマハイブリッドは、新型アルティマ(直列4気筒2.5Lエンジン車)をベースに、モーター、ジェネレーター、ニッケル水素バッテリー、ハイブリッドマネジメントシステムを搭載した、日産初の量産ハイブリッドモデルである。アルティマ本来の加速感や動力性能を落とすことなく、最大出力を198HP(148KW)とする一方で、低エミッションを実現し、燃費は市街地で41MPG*、高速道路では36MPGを想定している。

また、本モデルは、カリフォルニア州大気資源局(CARB)の制定する厳しい排出ガス基準をクリアし、AT-PZEV (Advanced Technology-Partial Zero Emission Vehicle)に認定されており、本規制を採用しているカリフォルニア、コネチカット、メイン、マサチューセッツ、ニュージャージー、ニューヨーク、ロードアイランド、バーモントの8つの州で発売される。

アルティマハイブリッドは、新型アルティマ(本年11月後半にフルモデルチェンジを予定)と同様に、新開発のDプラットフォームを採用している。特徴的なデザインと、広く、快適で、高い質感をもつ室内空間を兼ね備えており、2007年初めの発売を予定している。

尚、本モデルはテネシー州スマーナ工場で生産される。

*ご参考: 1km/l = 2.35MPG (mile per gallon)

アルティマハイブリッドの車両概要は以下の通り。

最高出力158HP/5,200-6,000 rpm、最大トルク62 lb-ft /2,800-4,800 rpmの4気筒2.5Lエンジン(QR25DE)を搭載。モーターは永久磁石型ACシンクロモーター(650V、最大トルク199 lb-ft /0-1500 rpm)を採用し、ニッケル水素バッテリー(244.8V、最高出力40HP)と組み合わせた。

トランスミッションには、燃費効率を最大限に高める為、ハイブリッド専用CVT(e CVT)を採用した。新開発のフロントサスペンションによりトルクステアを減少させ、またリヤサスペンションの改良により、きびきびとした走りに磨きをかけるとともに乗り心地を向上させている。さらに、新開発の車速感応式パワーステアリングにより、低速時の軽い取りまわし性と、高速時のしっかり感を両立させている。

エクステリアは従来からアルティマが持つ、特徴的でスポーティなスタイルを継承。踏ん張り感のあるスタンス、日産アイデンティティを主張する新しい日産アイデンティティグリル、ルーミーさを感じさせる前進したAピラー、一目でアルティマと分かるテールライトなどを採用している。

インテリアは、スポーティながらもゆったりとした室内空間を実現している。プッシュエンジンスターターやファインビジョンメーター、インテリジェントキーなどを採用し高級感を高める一方、多彩で便利な収納スペースを確保している。

以 上