グローバル生産(国別)
|
9 月 |
前年同月比 |
累 計 |
前年同期比 |
|||
|
乗 用 車 |
89,272 |
-14.4 |
511,569 |
-9.7 |
||
商 用 車 |
17,651 |
+9.4 |
95,051 |
+0.3 |
|||
国 内 生 産 |
106,923 |
-11.2 |
606,620 |
-8.2 |
|||
|
米 国 |
29,045 |
-13.9 |
156,427 |
-18.0 |
||
メキシコ |
31,080 |
-0.2 |
163,234 |
-4.4 |
|||
英 国 |
23,220 |
-23.8 |
143,975 |
-13.0 |
|||
スペイン |
10,660 |
-30.7 |
66,979 |
+1.2 |
|||
そ の 他 |
9,302 |
-23.8 |
50,439 |
-25.2 |
|||
海 外 生 産 |
103,307 |
-16.0 |
581,054 |
-11.5 |
|||
グローバル生産 |
210,230 |
-13.6 |
1,187,674 |
-9.9 |
注1) その他は、台湾、タイ、フィリピン、南アの生産台数の合計。但し、CKD分を除く。
主要市場販売(地域別)
|
9 月 |
前年同月比 |
累 計 |
前年同期比 |
||
|
乗 用 車 |
46,691 |
-4.2 |
230,391 |
-0.2 |
|
商 用 車 |
21,539 |
-6.0 |
111,555 |
+6.8 |
||
国 内 登 録 |
68,230 |
-4.8 |
341,946 |
+1.9 |
||
|
米 国 |
55,174 |
-22.5 |
348,908 |
-14.1 |
|
カナダ |
5,880 |
+8.9 |
29,171 |
+7.3 |
||
メキシコ |
14,244 |
-3.1 |
86,055 |
+7.3 |
||
北 米 |
75,372 |
-17.5 |
464,749 |
-9.6 |
||
欧 州 |
43,024 |
-6.7 |
228,328 |
-9.0 |
注2) 日本は、軽を除き、海外生産車を含む登録ベース。
乗・商の区分は、車種(シャシーベース)を基準に集計。
注3) 米国は、ハワイを含む小売ベース。
9月の稼働日調整済みの前年同月比は-19.2%。
ニッサン・ディビジョン:49,591台、 インフィニティ・ディビジョン:5,583台
注4) カナダとメキシコは、小売ベース。
注5) 北米は、グアム、サイパン等の諸島を含む小売ベース。
注6) 欧州は、全欧小売ベース。
輸 出
|
9 月 |
前年同月比 |
累 計 |
前年同期比 |
|
|
乗 用 車 |
44,544 |
-6.3 |
219,203 |
-21.4 |
商 用 車 |
9,950 |
+7.8 |
46,300 |
-7.8 |
|
合 計 |
54,494 |
-4.0 |
265,503 |
-19.4 |
日産自動車は26日、9月度および2001年度上半期(4-9月累計)の生産・販売・輸出実績(速報)をまとめた。(対前年比は前年確報値との比較。)9月のグローバル生産は対前年同月比-13.6%となった。日本、北米、欧州の3大主要市場の販売合計は-10.8%と前年同月実績を下回った。
2001年度上半期(4〜9月累計)のグローバル生産は対前年同期比-9.9%となり、上半期の3大主要市場の販売合計は同-6.0%となった。
1.生産
9月のグローバル生産は210,230台(対前年同月比-13.6%)となり、8ヶ月連続で前年同月実績を下回った。
9月の国内生産は106,923台(対前年同月比-11.2%)となった。これは、主に北米および欧州向け輸出車両の生産が減少したためである。
9月の海外生産は、103,307台(対前年同月比-16.0%)となった。米国生産は小型トラックの生産減少により同-13.9%となった。メキシコでは、国内販売が好調なものの、先行き不透明な米国市場向けに生産量を減らしたため、同-0.2%と前年並みの生産となった。欧州では、英国生産が量販車需要の落ち込みにより同-23.8%となり、スペインでは稼働日数が対前年同月比で約-10%であったことと、四輪駆動車の需要が減速したことにより、9月の生産は同-30.7%となった。
9月のその他の地域の生産は、台湾における台風と自動車市場の競争激化の影響により対前年同月比-23.8%となった。
2001年度上半期(4〜9月累計)のグローバル生産は、1,187,674台(対前年同期比-9.9%)となり、2年ぶりに前年同期実績を下回った。
上半期の国内生産は606,620台(対前年同期比-8.2%)となった。これは、国内向け車両の生産が若干増加したものの、主に北米および欧州向け輸出が減少したためである。
上半期の米国生産は対前年同期比-18.0%、メキシコ生産は同-4.4%となった。また英国での上半期の生産は同-13.0%となった一方、スペインでは同+1.2%と前年を上回った。
2.販売
9月の国内登録は、68,230台(対前年同月比-4.8%)となり、10ヶ月ぶりに前年同月実績を下回った。好調なエクストレイルとプリメーラ、リバティが販売増に貢献する一方、昨年8月末発売のブルーバードシルフィと去年マイナーチェンジが実施されたエルグランドとキューブの販売が、極めて高い水準だった前年同月実績を下回ったためである。9月の国内シェアは18.4%と前年同月実績を0.1ポイント下回った。
9月の米国販売は市場が引き続き不安定な中、対前年同月比-22.5%となった。まだ新型アルティマは、全面的に販売に好影響を与えるまでには至っていないものの、米国経済が低迷する中で、販売は目標通りに立ち上がりスムーズに進捗している。この重要な新型車の販売への全面的な貢献は今後2ヶ月以内に表れてくるものとみられるが、9月の厳しい市場の中でセントラと共にアルティマも好調な販売となった。また9月のカナダでの販売はセントラの好調により対前年同月比+8.9%となり、メキシコでは米国の先行き不透明な景気の影響を受け、同-3.1%となった。
9月の欧州での日産販売は、主にドイツ市場での販売が依然として弱いこともあり、量販モデルの販売が低迷し、欧州全体で対前年同月比-6.7%となった。
2001年度上半期の日産の国内販売は341,946台(対前年同期比+1.9%)となり、6年ぶりに前年同月実績を上回った。また上半期の国内シェアも17.6%と前年同期実績を0.2ポイント上回った。
上半期の米国販売は対前年同期比-14.1%となった。またカナダでの販売は同+7.3%となり、メキシコでも同+7.3%となった。
上半期の欧州での日産販売は対前年同期比-9.0%となった。
3.日本からの輸出
9月の輸出は、54,494台(対前年同月比-4.0%)と前年同月実績を下回った。主な減少要因としては、依然として低調な米国の市場環境や、 日産が進めている生産の現地化、中国政府によるCBU特別関税の課税、またタイ製豪州向けピックアップトラックのマイナーチェンジ準備による影響などが挙げられる。一方、9月の中近東向け輸出は今夏発売された新型ピックアップトラックの需要が高く、前年から大幅に増加した。
2001年度上半期の輸出は、265,503台(対前年同期比-19.4%)となり、2年ぶりに前年同期実績を下回った。これは、現地マーケットニーズによりフレキシブルに対応し、効率を向上させ、また為替変動の影響を軽減するため、生産の現地化を進めた結果である。
以 上