新型コンパクトカー「ティーダ」を発売

新型車ティーダ発表披露会

 

 

 

 

 

日産自動車(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、今までのコンパクトカーにない高いクオリティを持つ新型車「ティーダ」を、9月30日より全国一斉に発売する。

 

 


ティーダ 15M

 

SHIFT_ compact quality  コンパクトの質をシフトする

従来のコンパクト車が持ち得なかった十分なインテリアクオリティを備え、空間の質まで考えられたコンパクト車

今回発売する「ティーダ」の最大の特長は、高級なインテリアとクラスを超えた居住性、高い走行性能である。インテリアは、ソフトな素材をふんだんに使うとともに、素材同士を質感を損うことなく組み合わせることで高い品質感を実現した。また、後席ロングスライド機構により、ゆったりと足が伸ばせる広い室内と積載性の高い荷室の両立を可能とした。メカニズムにおいては、新開発のオールアルミのHR15DEエンジンや上級車の仕様を取り入れたサスペンション、スポーツカー並の優れた空力特性を持つボディ形状などにより、日常から高速道路、高原の道まで気持ちよくドライブできる走行性能を実現した。

「ティーダ」の特長は以下の通り。

●今までのコンパクトカーを超えた高級なインテリア

●ゆったり足が伸ばせる広い室内と後席のロングスライド

●新開発エンジンを中心とするしっかりとした走りと乗り心地

*「ティーダ(TIIDA)」車名の由来

自然の調和、時代の潮流という意味を表す英語の「TIDE (タイド)」から発想した造語。音は沖縄の言葉で「太陽」を意味する。

尚、2005年初頭に新開発の直列4気筒1.8Lエンジンを搭載したモデルを発売する予定である。

<販売目標台数>                    5,000台/月

<取り扱い販売会社>              NISSAN Blue Stage:日産系、モーター系各販売会社

                                             NISSAN Red Stage:サティオ系、プリンス・チェリー系各販売会社

                                             *全車種取り扱い店(NISSAN Red & Blue)を含む

<発表展示会>                       誕生フェア        10月2日(土)、3日(日)

                                              アンコールフェア  10月9日(土)、10日(日)、11日(祝)

<車両概要>

1. 今までのコンパクトカーを超えた高級なインテリア

インテリアデザインのテーマは「コンフォート(Comfort) & スパイシー(Spicy)」。大きな空間をより広く、より高品質に見せるデザインと、ピリッと全体を引き締めるディテール処理により、単なるリラックスや癒しだけでなく、乗る人を刺激し心を動かす「クラスを超えた上質でアクティブな室内」を実現した。

・幅広感を訴求するインストと前後左右への広さを訴求するコンソール

・インテリア全体を引き締める統一感のあるメタリック調加飾などのディテール処理。

・触感と柔らかさにこだわったインストパッド、ドアトリム、天井メッシュトリコット。

  ドアとコンソールのアームレストにはさらに柔らかい素材を使用。

・座った瞬間の柔らかさとしっかりとしたホールド性をあわせ持ち、シート素材・ステッチ処理にまでこだわった大きなシート

・コンソール周りをほのかに照らすディムランプと明るい白色光のLEDマップランプ

エクステリアデザインは、「スペーシャス(Spacious) & スパイシー(Spicy)」をテーマに、立体的でダイナミックなフォルムを表現した。空間性を大切にしながらも、フォルムをさらにキビキビと感じさせるディテール処理により「躍動感のあるエクステリア」を実現している。

・ロングルーフ、キャビンフォワード、スクエアなセンターセクション。

・細部にまでこだわったヘッドランプ、リヤコンビランプなどのディテール。

・上級車と同等の塗装品質。

2.ゆったり足が伸ばせる広い室内と後席のロングスライド

・前後席ともゆったりくつろぐことができる、大型セダン並みの有効室内長*

・広いだけでなく、頭上空間やショルダー空間にも適度な広さがあり、包まれ感と同時にくつろぎを感じることができる前後席の居住性。

・後席は240mm のロングスライドを実現。これによりシーマを超えるニールームとウイングロードなみの荷室長の使い分けが可能。(15S、15S FOURを除く)

・荷室は、リヤシート最後端の状態でVDA容量289L 、240mm 前方にスライドさせた状態で463L という大容量を確保。

*有効室内長:アクセルペダルから後席ヒップポイントまでの長さ

3.新開発エンジンを中心とするしっかりとした走りと乗り心地

・新開発オールアルミのHR15DEエンジンは、前方吸気、後方排気タイプで、フリクション低減、熱効率向上、充填効率などに磨きをかけ、中低速域トルクと静粛性の向上、低燃費を実現。

・シャープなレスポンスと滑らかな加速、低燃費を実現したエクストロニックCVT(15M、15Gに採用)。

・CD値0.29 、フロントゼロリフトを達成し、クラストップの空力性能を実現。

・フロントはストラット式、リヤにはH 型トーションビームを採用。リバウンドスプリングやリップルコントロールショックアブソーバーなど上級車仕様の装備を搭載し、優れた操縦安定性と快適な乗り心地を実現。

4. 実用性

・センターダイアルと決定スイッチで、回して押すシンプルな操作系とメニュー画面により操作性が向上するとともに、過去の統計交通情報とカーウイングスからのリアルタイムVICS情報をもとにドライバーに目的地までの最速ルートを案内する「最速ルート探索」などのナビゲーション機能の充実、Bluetoothハンズフリー機能も搭載した新世代のカーウイングス*対応TV/ナビゲーションシステム(DVD方式)をオプション設定。

*10月1日より24時間・年中無休のオペレーターサービス及び、3年無料サービスが開始。

・車両左前方の死角を減らし、道路端への幅寄せなどをサポートするサイドブラインドモニターと後方視界をモニターにカラー表示するバックビューモニターをオプション設定。

・インスト上部に設けた空気孔から、乗員頭部に風を送ることで、頭部への風の流れをスムーズにし、冷風を直接顔に当てずに頭上を冷やすことを可能としたアッパーベント機構。

・各席ベント吹き出し口に、好みに応じて開閉可能なダイヤルを装備。助手席と運転席で風量を変えることが可能なシャットダイヤル機構。

5. 安全/環境

・前席アクティブヘッドレスト、デュアルエアバッグ(運転席・助手席SRSエアバッグシステム)を全車に標準採用。

・全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV )」*1の認定を取得するとともに、40項目以上の燃費向上技術を投入し、実際の使われ方に即した平均実用燃費20%向上*2、クラストップレベルの燃費を達成。2WD車は平成22年度燃費基準+5%達成車、4WD 車は平成22年度燃費基準達成車の認定を取得。これにより、2WD、4WDともグリーン税制の適用が受けられる。

*1:2000年4月より国土交通省が、一般消費者の選択を通じ、排出ガス低減性能の高い自動車の普及を促進するために開始した低排出ガス車認定制度。2003年9月に「平成17年排出ガス規制(新長期規制)」が制定されたことを受け、同年10月に制度が改訂され、NoxおよびNMHCの排出量の低減レベルが基準より50%低減した「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(U-LEV)」と75%低減した「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」の2種類が設定された。

*2:当社1.5L車比。平均実用燃費とはエアコン使用、夜間走行を含め、渋滞・市街/郊外・高速道路走行等を加重平均した社内基準の測定値。

<全国希望小売価格(消費税込み)>

 

 

 


日産自動車の関連会社である(株)オーテックジャパン(神奈川県茅ヶ崎市、社長:遠藤淳一)は、

ティーダ新発売に合わせて、特別仕様車「アクシス」及びライフケアビークル(LV)として、「アンシャンテ」「ドライビングヘルパー」を設定し、9月30日より全国一斉に発売する。尚、アンシャンテ「助手席スライドアップシート」の発売日は11月5日となる。

*ライフケアビークル:  日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」(LV:Life Care Vehicles)と呼んでいる。

 

 


ティーダ「アクシス」(2WD)<オプション装着車>


ティーダ アンシャンテ「助手席スライドアップシート」
<オプション装着車>

 

<ティーダ「アクシス」車両概要>

ティーダ「アクシス」は「ちょっと贅沢なハイクオリティコンパクトカー」をコンセプトとした特別仕様車である。

インテリアにはタン色の専用本革シート、専用木目調パネル/フィニッシャーを採用し、ワンランク上の高級感を表現した。また、専用フロントグリル、光輝モール付の専用フロントバンパーを採用し上質感を高めた落ち着きのあるスタイルとした。

 

 

 

<ティーダ「ライフケアビークル」車両概要>

●アンシャンテ「助手席スライドアップシート」

ワイヤレスリモコン操作で助手席が車両の外側に電動で回転・昇降することで、車の移乗が楽に行える車両である。

専用アームレストや電動式の前後スライド&リクライニング機能を採用し、それらの操作スイッチをシート左右に装備することで、同乗者やシートに座るご自身の操作を容易にしている。

●アンシャンテ「助手席回転シート」

軽い手動操作で助手席が車両の外側に回転・スライドすることで、車の移乗が楽に行える車両である。

ティーダの助手席をそのまま採用し、質感の高さと利便性を両立している。

●ドライビングヘルパー「オーテックドライブギアタイプe」

足の不自由な方が手で運転するための装置を搭載した車両である。

 アクセル操作に電子制御方式を採用し、滑らかな操作感を実現。小型ユニットにより広々とした足下スペースやパームレストによる安定した姿勢での操作性を提供する。

<取り扱い販売会社> NISSAN Blue Stage:日産系、モーター系各販売会社

                    NISSAN Red Stage:サティオ系、プリンス・チェリー系各販売会社

                                  *全車種取り扱い店(NISSAN Red & Blue)を含む

<全国希望小売価格(消費税を含む)>

 

 

 

 

(了)