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日産自動車、フェアレディZの生産を栃木工場へ移管

2002 Nissan Fairlady Z Version S

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は本日、2002年夏より販売しているフェアレディZおよび本年10月1日に発売したフェアレディZロードスターの生産工場を追浜工場から栃木工場へ移管すると発表した。栃木工場での生産開始は2004年1月を予定している。

追浜工場では現在マーチ、キューブ、キューブキュービックといった小型車を中心に生産しているが、フェアレディZもマーチと同一ラインで生産している。今回、生産効率を考慮しフェアレディZと同じプラットフォームを使ったスカイライン等の車種を生産している栃木工場へ移管することを決定した。

現在販売好調なマーチ、キューブを中心に生産している追浜工場からフェアレディZを栃木に移管することにより、各工場の生産負荷の平準化が図れ、日産自動車全体として、より効率の高い生産が可能となる。

これにより、追浜工場はマーチ、キューブをはじめとした小型車を量産する生産性の高い工場、栃木工場は大型の後輪駆動車を中心とした高級車、高性能車の工場となり、それぞれ工場の特色や位置付けがより明確になる。

また今回の移管は同社がグローバルで展開中のNIMS(Nissan Integrated Manufacturing System)をベースとしたフレキシブルな生産体制を活用することにより、必要な投資を小額に抑えるとともに、短期間での移管が可能となる。日産自動車は今後もお客様のニーズや市場環境の変化に応じて高品質なクルマを柔軟に生産し、お客様にお届けできる体制を構築していく。

以上