日産自動車（本社：東京都中央区銀座 社長：カルロス ゴーン）は、斬新なデザインと高いパフォーマンスを持つ新型クロスオーバーSUV「ムラーノ」を、9月2日より全国一斉に発売する。
ムラーノ350XV FOUR
SHIFT_design これまでのSUVが持つデザイン観にとらわれることなく、新しいドライビングSUVデザインの可能性を追求するとともに、機能性・快適性の向上を実現したクルマ。
今回発売する「ムラーノ」の最大の特長は、斬新なデザインと高いドライビングパフォーマンスである。エクステリアは「躍動感ある彫刻」をテーマに、アンダーボディでSUVの力強さを、キャビンはスポーティセダンの開放感を表現した。メカニズムにおいては、V6 3.5Lエンジン搭載車にエクストロニックCVT-M6を組み合わせることにより、余裕あるトルクがもたらす力強い走りとスポーティセダンのような運動性能を実現した。
「ムラーノ」は、北米では2002年12月に発売され、これまでに約8 万台の販売を達成し、大変ご好評をいただいている。日本でも昨年10月の東京モーターショーでの参考出品以来、多くのお客様の関心を集め、発売を心待ちにするお声を数多く頂戴している。
「ムラーノ」の特長は以下の通り。
●街でもリゾートでも人目を惹きつける「斬新なデザイン」
●ゆとりの気持ちが生まれる「プレミアムな装備」
●高速道路でもワインディングロードでも意のままに操れる「愉しい走り」
＊「ムラーノ（MURANO）」車名の由来
「ムラーノ」とは、イタリア、ベニスの近くにある島名に由来する。この島で作られるエレガントなベネチアングラスは「ムラーノグラス」と呼ばれ、「人間の五感に訴える美しさ」と「手作りの温かみ」は、このクルマのコンセプトと共通している。
＜販売目標台数＞ 1,000台／月
＜取り扱い販売会社＞ NISSAN Red Stage：サティオ系、プリンス・チェリー系各販売会社
NISSAN Blue Stage：日産系、モーター系各販売会社
＊全車種取り扱い店（NISSAN Red & Blue）を含む
＊なお、NISSAN Blue Stage：日産系、モーター系各販売会社での取り 扱いは10月29日からとなる。
＜発表展示会＞ 9月4日(土)、5日(日)
＜車両概要＞
1. 街でもリゾートでも人目を惹きつける「斬新なデザイン」
エクステリアデザインのテーマは「躍動感ある彫刻」。アンダーボディでSUVの力強さを、キャビンはスポーティセダンの開放感を表現。シャープなラインと豊かな曲面は、動くたびに違った表情を見せている。また、サイドブラインドモニターとサイドアンダーミラー付ドアミラーを採用し、ＳＵＶ特有のフロントのサイドアンダーミラーをなくすことによりスムースなデザインを実現している。
インテリアは、快適な居住性とスタイリッシュなデザインを追求。
「ラグビーボールシェイプ」のダッシュボードは、広々とした居住性を実現し、随所にコーディネートされた本アルミパーツとのコントラストが、機能性と斬新さを表現している。
2. ゆとりの気持ちが生まれる「プレミアムな装備」
広い室内空間の随所にプレミアムな装備が配され、どの席でもゆったりと上質な気分を味わうことを可能とした。
・随所に配された本アルミ。
・7インチワイド液晶モニター（TV、車両情報表示機能付）を全車標準装備。
・左側ドアミラーに埋め込まれた高感度近赤外線CCDカメラにより車両左前付近の死角を解消するサイドブラインドモニター＜カラー、赤外線LED、左側車幅目安ライン／前端目安ライン表示機能付＞。
・小型CCDカメラにより、後方視界をカラー表示するバックビューモニター＜カラー、車幅目安ライン距離／予想進路線表示機能付＞。
・ムラーノ専用にチューニングされたBOSEサウンドシステムを全車標準装備。
・3.5Ｌ車には本革シートおよびカーウィングス対応ナビゲーションシステム（DVD方式）を標準装備。
3. 高速道路でもワインディングロードでも意のままに操れる「愉しい走り」
・実用域における力強くスムーズな動力性能とエクストロニックCVTとの組み合わせにより、滑らかな走りと低燃費を実現したVQ35DEエンジン。
・低回転から大幅なトルク向上を実現するとともに、追い越し加速などの実用域における使いやすさと優れた燃費性能も実現したQR25DEエンジン。
・エクストロニックCVT-M6（6速マニュアルモード付無段変速機）は、ギヤのレンジ幅とロックアップ領域の拡大により、滑らかな加速と燃費向上を実現するとともに、スポーティな走りを可能とした。
・サスペンションシステムは、ステアリング操作に対して、クルマが機敏に反応する「意のまま」のハンドリングとコーナリング時のロールを抑え、段差の乗り越しやブレーキング時のキャビンの揺れが小さい「安心感のある」走行性能を実現。
4. 実用性
・スライド式アームレスト付大型センターコンソールボックスは、13Lの大容量で、A4サイズノートパソコンの収納も可能（ロック機能付）。
・エアコン左右独立温度調整機能を採用。
・サスペンションレイアウトを工夫し、ホイールハウスの張り出しを抑え、クラストップの荷室幅を確保。
・スーツケース（特Aサイズ）を4個、ゴルフバッグ（9インチ）を5セット、トノカバーを閉めた状態でも4セット収納可能。
5. 安全/環境
・前席アクティブヘッドレスト、デュアルエアバッグ（運転席・助手席SRSエアバッグシステム）を全車に標準採用。
・全車が平成17 年排出ガス規制値から、NOx、NMHCの排出量を50％低減し、「平成17年基準排出ガス50％低減レベル（U-LEV ）」＊認定を取得している。
*:2000年4月より国土交通省が、一般消費者の選択を通じ、排出ガス低減性能の高い自動車の普及を促進するために開始した低排出ガス車認定制度。2003年9月に「平成17年排出ガス規制(新長期規制)」が制定されたことを受け、同年10月に制度が改訂され、NoxおよびNMHCの排出量の低減レベルが基準より50%低減した「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(U-LEV)」と75%低減した「平成17年基準排出ガス75%低減レベル（SU-LEV）」の2種類が設定された。
＜全国希望小売価格（消費税込み）＞
（了）