日産自動車、国内における女性管理職比率が8.2%に上昇

~製造業平均をはるかに超えて10%目標を視野へ~

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は29日、2015年4月時点の女性管理職比率が、昨年度の7.1%から8.2%に上昇したと発表しました。管理職以上の女性は214名となり、女性従業員の10人に1人が管理職として活躍しています。また女性管理職は、開発や生産など、女性従業員数が少ない部門も含む全部門で登用されています。


*国内製造業における従業員1000人以上の企業の平均値

日産は、人事部門から独立した「ダイバーシティ ディベロップメント オフィス」を2004年10月に設立しています。設立当初1.6%だった女性管理職比率は、2015年4月に8.2%と、この10年間の活動で5倍以上となり、国内製造業における従業員1000人以上規模の企業の平均値3.1%(2014年)を大きく上回りました。日産は、同社が掲げた「2017年4月までに女性管理職比率10%」という目標に向けて確実に歩を進めています。

日産は、女性の活躍を推進していくにあたり、本人/上司の意識改革、制度やインフラ整備だけでなく、キャリア開発サポートの充実、グローバルでの女性役員候補の育成、次世代リーダーのパイプラインである課長代理層増加に向けた育成など、包括的なアプローチにも注力しています。 
西川廣人CCOは、「日産は、今後も、多様化するお客さまニーズに応えた商品やサービスなど、より大きな価値を提供するため、従業員一人ひとりが更にダイバーシティへの理解を深め、ダイバーシティを競争力の源泉として持続的に成長する企業となれるよう、積極的に取り組んでまいります。」とコメントしています。

ブルーシチズンシップ
ブルーシチズンシップは「人々の生活を豊かに」というビジョンを実現するための、私たち
日産の決意です。日産はお客さま、株主、従業員、地域社会を大切に思い、将来にわたって価値ある永続的なモビリティの提供に努めます。事業を通じて経済貢献すると同時に、社会の一員として、持続可能な社会の実現をめざします。

<関連URL>
日産のダイバーシティの取り組み http://www.nissan-global.com/JP/COMPANY/DIVERSITY/
日産のCSRウェブサイト http://www.nissan-global.com/JP/COMPANY/CSR/

以 上