日産自動車、横浜国際総合競技場におけるネーミングライツ(命名権)に関し、横浜市と基本合意

 

 

 

 

 

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロスゴーン)は、横浜国際総合競技場(神奈川県横浜市港北区小机町3300)のネーミングライツ取得について、横浜市と基本合意に達し、2005年 3月1日より、「日産スタジアム」に名称を変更する。

同競技場は、72,327席を有する日本最大の競技場として、1998年3月に開業した。2002年FIFAワールドカップの会場として決勝戦が開催され、世界的にも有名な競技場である。さらに、日産自動車所有のサッカーチーム、横浜F・マリノスのホームグランドとして使用されている以外にも、陸上等のスポーツの国際大会、およびコンサート等に多目的に利用されている。

尚、同社は、今回、併設施設である小机競技場およびスポーツコミュニティプラザのネーミングライツも併せて取得している。

日産自動車は、本年6月24日に、2010年に本社機能を横浜市 みなとみらい21地区に移転し、新社屋を建設する計画を発表している。横浜市は、同社発祥の地であり、本店所在地は、現在も横浜市である。さらに、同社は、現在、神奈川県において、エンジン製造工場「横浜工場(横浜市)」、車両製造工場「追浜工場(横須賀市)」、研究開発施設「日産テクニカルセンター(厚木市)」を始めとした関係会社を含む18箇所の事業所を展開しており、約24,000人の従業員が勤務している。

同社は、みなとみらい21地区への本社機能移転に続き、今回のネーミングライツ取得により、横浜市、神奈川県における知名度を大幅に向上させることを期待するとともに、スポーツ・文化振興および地域経済への貢献も果たしていく所存である。さらに、サッカーファンを中心とした競技場来場者に対する同社への好意度醸成も期待している。加えて、競技場での車両展示等、販売促進活動の場としても活用していく予定である。

松村矩雄副社長は「今回のネーミングライツ取得により、今後も、日産が地域社会の一員となり、横浜市と神奈川県の、力強い、前向きな精神に貢献できることを願っている。」と語った。

尚、同社は、2005年Jリーグディビジョン1 横浜F・マリノス主催開幕ゲームにおいて、「日産スタジアム」オープニングイベントを実施する予定である。

同社が取得した権利は別紙の通り。

1新名称

 

 


和文標記:日産スタジアム

 

 

2.契約内容

・5年間(2005年3月1日~2010年2月28日)

・4.7億円/年

3.新名称の使用開始時期

・2005年3月以降 Jリーグ開幕時

4.その他

今回のネーミングライツ取得により、併設施設である小机競技場およびスポーツコミュニティプラザのネーミングライツも取得し下記名称に変更する

 

 


和文標記:日産フィールド小机

 

 

 

 

 


和文標記:日産ウォーターパーク

 

 

<参考>

横浜国際総合競技場

住所: 神奈川県横浜市港北区小机町3300

所有者: 横浜市

管理運営 : (財)横浜市スポーツ振興事業団

開業年月日: 1998年3月1日

座席数: 72,327席(1階席34,371席 2階席 37,956席)

フィールド: 天然芝 107m × 73m

トラック: 第1種公認全天候型トラック 400m 9レーン

建築面積: 67,050㎡

延床面積: 171,068㎡

来場者数: 約220万人(2003年度)

総工費: 603億円

付帯施設: スポーツコミュニティプラザ(温水レジャープール)

              小机競技場(第3種公認陸上競技場)

              横浜市スポーツ医科学センター

              横浜市スポーツ情報センター

以上