• ホーム
  • /
  • 2001年北米国際自動車ショー出展概要について

2001年北米国際自動車ショー出展概要について

日産自動車(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、1月8日より米国デトロイトで開催されている2001年北米国際自動車ショーにおいて、最新型スポーツカー「Nissan Z Concept(日産Zコンセプト)」など3台のコンセプトカーを披露した他、新型スポーツセダン「Nissan Sentra SE-R(日産セントラSE-R)」など北米向け最新モデルを出展している。 

コンセプトカーとしては、「Nissan Z Concept」に加え、フルサイズピックアップ「NissanαT Concept(アルファTコンセプト)」、クロスオーバーSUV「Infiniti FX45 Concept(インフィニティ・エフエックス45コンセプト)」を展示している。また、2002年モデルとして投入される「Nissan Sentra SE-R Plus」、新型高性能ラグジュアリーセダン「Infiniti Q45(インフィニティQ45)」などの最新モデルも併せて紹介している。 

今回出展しているコンセプトカーの中でも特に注目を集めている「Nissan Z Concept」について、日産自動車 カルロス ゴーン社長は「ニューZは、最先端スポーツカーのパフォーマンスと高いデザインクォリティをお求めやすい価格で提供するモデルである。このクルマは、 我々の期待を全ての面で上回っている。我々は、日産の新しい顔を代表するようなモデルが創れたと確信している。」と語っている。 

 

 出展車の概要は以下の通り。

 

<コンセプトカー>

 

Nissan Z Concept
 1970年に北米における初代Zである240Zがデビューして以来、Zカーに共通するDNAである情熱、パフォーマンス、実用性そしてクォリティのコンビネーションを受け継いで開発された。デザインは240Z及び300ZXの要素を備えた現代的なものとし、パフォーマンスもこれまでのZに匹敵するもので、260馬力以上を発生する3.5リッターV6エンジンの搭載により、0-60mph加速は6.0秒以内となっている。2002年半ばに北米で発売が予定されており、その際のベースとなる価格設定は30,000ドル以下となる。

 

NissanαT Concept
 今後、フルサイズ・トラックマーケットに参入する同社の提案型コンセプトカー。最新のパワーツール(電動工具)をヒントに創造された工業的デザインのエクステリア、低中速トルクを強化したV8エンジン、4ドアクルーキャブボディを採用している。アメリカで現地生産され、数年以内に北米市場に投入される。

 

Infiniti FX45 Concept
 従来のSUVの概念を打破するコンセプトカーとして、300馬力超を誇るV8エンジンと四輪独立懸架サスペンション、及び先進テクノロジーをベースにスポーツ性を実現することをテーマに開発された。スポーティかつラグジュアリー感に富むインテリアは、運転席、助手席、後席をそれぞれ独立させた構成となっている。

 

<その他>

 

Nissan Sentra SE-R Plus 
 2001年秋発売予定の高性能スポーツセダンで、現行セントラをベースに、180馬力を発生する新設計2.5リッター4気筒エンジンQR25DEを搭載した他、メッシュタイプのフロントグリル、フォグランプ組み込みの大型バンパー、サイドシルプロテクター、リヤスポイラー及び215/45ZR17タイヤ等を装備している。

 

Infiniti Q45
 2001年4月にインフィニティ・チャネルにて発売されるフラッグシップ・ラグジュアリーセダン。最高出力340hp※1,/6,400rpm、最大トルク333ft-lbs※2/4,000rpmを生み出すVK45DE型V8エンジンは、力強さと共に滑らかさ、静粛性に優れ、高いスポーツ性能とラグジュアリー感を両立している。
※1:約254kW(1HP=0.7457kW) ※2:約451Nm(1ft-lbs=1.3558Nm)

 

以上