• ホーム
  • /
  • ニッサン・ディビジョン、2002年北米国際オートショーに「350Z」、「クエストコンセプト」などを出展

ニッサン・ディビジョン、2002年北米国際オートショーに「350Z」、「クエストコンセプト」などを出展

~「350Z」の予定販売価格は26,000ドル台より~
「350Z」

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)の北米統括会社である北米日産会社(カリフォルニア州ガーデナ)は、1月6日より米国デトロイトで開催されている2002年北米国際オートショーにおいて、ニッサン・ディビジョンから新型「350Z」、革新的デザインをもつ次世代のミニバン「クエストコンセプト」、および昨年の東京モーターショーで注目を集めた「GT-Rコンセプト」などを出展した。

ニッサン・ディビジョンの責任者であるビル キレーン副社長は「これら3モデル全てが、ドライビングパフォーマンスとエキサイティングなスタイリング、そして先進技術に対する私たちのこだわりを示している」と語った。

なお、2002年型モデルの乗用車を対象とした「北米カー・オブ・ザ・イヤー」に、日産の中型セダン「アルティマ」が日本車として初めて選出された。  

 出展車の概要は以下の通り。

 

 

 

 

 日産のスポーツカーの伝統に、最先端技術と新鮮なデザインを融合させた。「350Z」は何世代も受け継がれてきた「Zらしさ」を継承しながら、スポーツカーに求められる高いクオリティの技術を惜しみなく投入している。最大出力280hp以上の3.5リッターV6エンジン、6速マニュアルもしくは5速オートマチックトランスミッション、4輪独立懸架サスペンション、18インチアルミロードホイール、225/45WR18タイヤ(前輪)と245/45WR18タイヤ(後輪)を装備し、所有する喜びと、ドライビングプレジャーを提供する。
 「350Z」は2003年モデルとして、2002年7月の発売を予定しており、1月15日より先行予約を受け付ける。なお、価格は26,000ドル台〜となる予定である。

 

 

 

 

 日産デザインアメリカ会社(カリフォルニア州ラホーヤ)でデザインされた「クエストコンセプト」は、伝統的なミニバンから大胆な脱却を試み、アーキテクチュアルでありながら流麗なデザインを創造し、「箱型スタイル」と総称されるミニバンカテゴリーに新たなデザイン選択肢を提案している。エクステリアは、流れるようなベルトラインを持つ長い流線型のキャビンと、独特の3次元的な面で構成されるウインドウを特徴としている。インテリアは、「大人6人のプレミアムコンフォート」という発想をベースに、斬新で実用的なインストルメントパネルのレイアウト、スタイリッシュで快適なシートデザイン、気配りの行き届いた収納の配置を取り入れ、全く新しい「家族と友人」のための車内空間を作り出している。

 

 

 

 

 日産は、次期型「GT-R」がグローバルなステージで頂点を目指すことを視野に入れており、今回、米国において初めて「GT-Rコンセプト」を披露した。昨年の東京モーターショーで社長のカルロス ゴーンは以下のように語っている。「『GT-R』は、常に常識の壁を越える車であった。それが今、左ハンドル車として国境の壁をも越えようとしている。まだ開発の段階だが、『GT-Rコンセプト』は、高性能スポーツカーの中でこれまで『GT-R』が占めてきたポジションを維持し続けていく意志をはっきりと示すものである。」

(了)