ADバンCNGV(圧縮天然ガス自動車)国内累計販売1000台を達成

 

 

 

 

 

 

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座社長:カルロス ゴーン)は、小型商用車「ADバンCNGV(圧縮天然ガス自動車)」の国内販売台数が、累計で1000台に達した、と発表した。

現在販売している「ADバン CNGV」は、圧縮天然ガス対応エンジン「QG18DEN」の搭載、燃料供給システムのMPI(マルチポイントインジェクション)化や触媒の改良等の採用により、2000年4月に国土交通省(旧;運輸省)が開始した低排出ガス車認定制度で排出ガス量の低減レベルが最も厳しい「超−低排出ガス車」として、初めて認定された車である。

現在、国内で走行しているCNG車は13000台程度であり、「ADバンCNGV」は小型バンCNG車市場においてトップシェアを誇っている。環境に関心の高い自治体や事業者を中心に市場規模は拡大しており、なかでも「ADバンCNGV」はその商品魅力と価格から、高いご支持を頂いている。

尚、同社は1000台目納入を祝う記念式典を、7月25日(木)15時-16時、納入先である東京都京橋清掃事務所(中央区京橋1-19-6)にて開催する予定である。

日産自動車では、将来を見据えた革新的で創造的な技術開発を積極的に推進すると同時に、お客様に手頃な価格で広く普及できる、現実的で実効性の高い環境保全技術の商品化を積極的に推進している。同社では、環境保全への着実な取り組みと健全なビジネスの実践は不可分なものであると信じ、この企業としての責任を果たし、人々の生活を豊かにする為に貢献していきたい、としている。

天然ガスはメタンを主成分としており、NOx(窒素酸化物)、CO2(炭酸ガス)、CO(一酸化炭素)等の排出量が少ないクリーンなエネルギーとして注目を集めている。また、世界各地で産出され埋蔵量も豊富なため、将来的にも安定した供給が可能と見られている。 日産自動車では、天然ガスを石油代替エネルギーの一つとして、またその環境保全性に着目し、高性能なCNGVの研究開発を行っている。

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