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日産自動車、新経営体制を発表

日産自動車、新経営体制を発表


日産自動車(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)は本日2005年度4月1日の経営体制を発表した。新体制には最高執行責任者(以下COO: Chief Operating Officer)ポストの設置とともに、エグゼクティブ・コミッティーおよび取締役の一部変更を含んでいる。

新体制は社長兼最高経営責任者(CEO: Chief Executive Officer)のカルロス ゴーンをトップとし、新中期経営計画「日産バリューアップ」の遂行に責任を持つ。「日産バリューアップ」の詳細はこの4月に予定される2004年度決算発表時に発表の予定である。

志賀俊之がCOOとなり、ゴーンにレポートする。COOは全てのビジネスにおいて社長兼CEOを補佐する他、自身でグローバルマーケティング・販売、人事、財務および品質を担当する。

カルロス ゴーンは「この5月に私が日産自動車、ルノーの双方で社長兼CEOとなり経営責任が拡大する事に備え、日産自動車には過去6年間に培った業績、実績を更に加速することができる経営陣が必要である。COOは日産バリューアップの成功のために大変重要な役職である。私はCOOとなる志賀氏および新経営陣には全幅の信頼を置いており、私を補佐して日産の成長に関する新たな一章を実行してくれるものと確信している。」と語っている。

新たなエグゼクティブ・コミッティーおよび取締役

カルロス ゴーン 取締役社長兼CEO、取締役共同会長、代表取締役
新担当(直轄):北米マネジメント・コミッティー議長、グローバル広報・IR、グローバル インターナル オーディット

志賀俊之(しが としゆき) COO、取締役、代表取締役
担当:日本マネジメント・コミッティー議長、一般海外市場マネジメント・コミッティー議長、グローバルマーケティング・販売、人事、財務、品質
前職:常務 一般海外市場担当

小枝 至(こえだ いたる)取締役共同会長、副社長、代表取締役
担当:関係会社マネジメント・コミッティー議長、渉外部、産業機械事業部*、マリーン事業*

高橋 忠生(たかはし ただお)副社長、取締役
担当:生産、車両・パワートレイン生産技術、サプライチェーンマネジメント、情報システム*

西川廣人(さいかわ ひろと)  副社長、取締役
担当:欧州マネジメント・コミッティー議長*、購買、
前職:常務 購買担当

山下 光彦(やました みつひこ) 副社長、取締役
担当:研究、技術・開発
前職:常務 環境・安全技術、技術企画、先行車両開発等担当

カルロス タバレス 副社長、取締役
担当:商品企画、企画室、デザイン、LCV(小型商用車)事業、プログラムダイレクター
前職:VP 商品企画本部担当

アラン−ピエール レノー 常務
担当:グローバルコントローラー、経理

*印は新たに加わる担当業務

その他の変更:

大久保宣夫は現在研究、技術・開発担当副社長であるが、執行役員としての職務を退任予定である。

松村矩雄は現在副社長として日本マネジメント・コミッティーおよび販売会社マネジメント・コミッティーを担当しているが、執行役員としての職務を退任予定である。

パトリック ペラタは現在副社長として企画・デザイン、欧州マネジメント・コミッティー議長を担当しているが、ルノーで新しいポストに就任予定である。あわせて日産自動車の非常勤取締役に就任予定である。

注:志賀、西川、山下、タバレスは6月開催予定の定時株主総会にて、他の留任取締役と共に新任取締役として提案される予定。ゴーン、小枝、志賀は株主総会後の取締役会決議により代表取締役に就任する予定。

以上