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SUPER GT 2005 SERIES第2戦「FUJI GT 500Km RACE」決勝 モチュールピットワークZが2位で表彰台へ。 ザナヴィ ニスモZも4位入賞

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Super GT 第2戦 [富士]

 

 

 

 

54日 富士スピードウェイ(静岡県)

 

5月4日(祝)、富士スピードウェイ(1周4.563km)においてSUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」決勝レースが行われ、予選3位からスタートした#22モチュールピットワークZ(ミハエル・クルム/柳田真孝組)が2位に入り、今季初の表彰台を獲得した。また、予選11位の#1ザナヴィ ニスモZ(本山哲/リチャード・ライアン組)も序盤から果敢に追い上げ、4位に入賞した。

 

#3 G’ZOX・HASEMI・Z(金石年弘/エリック・コマス組)は、予選13位からスタートして9位完走。#12カルソニックインパルZ(ブノワ・トレルイエ/井出有治組)は、8位からスタートし、一時3位を走るものの、終盤に燃料系トラブルが発生し、15位でレースを終えることとなった。

 

気持ちのよい五月晴れのもと、52,400名の観衆が新生富士スピードウェイを訪れ、白熱したGTレースを堪能した。午後1時45分から始まった1周のフォーメーションラップののち、43台のGTマシンが決勝レースをスタート。コースが新レイアウトとなって、狭くなった第一コーナーでの混乱が心配されたが、非常にクリーンなスタートであった。

 

好位置からスタートした#22クルムは、後続との距離を離しながら上位2台を追って序盤を3位で周回したが、27周目に#39スープラに追いつかれて4位となった。しかし、39周目にピットインして柳田に交代すると、ニスモの素早いピット作業で2位に浮上。ルーキーの柳田は3位以降のマシンと堂々と渡り合い、77周目に2回目のピットインでクルムにバトンを戻すまでポジションを守った。再度コースに戻ったクルムは、81周目にベストラップを記録するなど激しくプッシュ。後半は、猛然と追い上げる#35スープラとの間合いを計りながら安定したペースで周回した。最終ラップの110周目には、周回遅れに詰まって#35スープラに背後まで迫られたが、振り切って2位でフィニッシュラインを通過した。

 

本山哲がスタートドライバーをつとめた#1 Zは、1周目に10位、2周目に9位、3周目に8位と序盤からハイペースで上位車を追い越し、37周目にピットインした時には6位にまで順位を押し上げていた。迅速で無駄のないピットワークでコースに復帰したライアンは、4位でレース中盤を周回。72周を終えて給油のためにピットインし、そのままコースに戻っていった。その後ライアンは3位に上がり、ポジションを固定したかに見えたが、終盤の93周目に#35スープラに先行を許し、4位でチェッカーフラッグを受けた。

 

 

 

【ニスモ出川監督のコメント】
「最低でも表彰台、と公約していたので、約束が果たせてほっとしています。パワーのあるなスープラに対して、Zは良く健闘したと思います。#38スープラはともかく、#35スープラがかなりのハイペースで追い上げてきていたので、マイケル(クルム)には追いつかれないように無線で伝えました。最後は、マイケルの粘り勝ちです。感謝しています。また、ルーキーの柳田も、重圧を押しのけていい仕事をしてくれました。本人はまだまだと言っていますが、GT500デビュー2戦目で表彰台に上れたのは、ラッキーもあるでしょうが、及第点です」

 

【ミハエル・クルムのコメント】
「服部(#35)のすごいプレッシャーで前方に集中できなかった。おかげでリラックスできず、レースをエンジョイできなかったですよ。クルマは前半の気温が高い時間にはあまり良いバランスではなかったけど、最後のスティントはパーフェクトでした。スーパーラップがうまく行ったことが、結果的に良かったですね。最後は本当にタフなバトルでした。あと2mフィニッシュラインが遠かったら負けていたかも。日産ファンの皆さんの素晴らしい応援に感謝します」

 

【柳田真孝のコメント】
「結果は、マイケルさんが頑張ってくれたので、本当に良かったと思います。自分的には、単独で走っている時のタイムはまあまあですが、バックマーカー(周回遅れ)の処理は改善しないといけません。今日はラッキーでしたが、次のレースでは自分が納得いく走りをして、結果を出したいと思います。スタンドの日産の赤い旗が、毎ラップ目に飛び込んできて大変励みになりました。皆さん、本当にありがとうございました」

 

 

 

【総合結果】 110 Laps 

Pos

 

No

 

Machine

 

Driver

 

Time / Behind

 

1

38

 

ZENT セルモスープラ

 

立川祐路/高木虎之介

2:59’16.717

 

   

モチュールピットワーク Z

M.クルム/柳田真孝

+32.835

3

35

イエローハットYMSスープラ

 

服部尚貴/脇阪薫一

+32.940

 

   

ザナヴィニスモZ

本山哲/R.ライアン

 

+42.256

5

6

 

エッソウルトラフロースープラ

脇阪寿一/飯田章

+56.614

6

37

 

DYNACITY トムススープラ

片岡龍也/山本左近

+1’09.748

 

7

 

34

 

BANDAI スープラ

 

荒聖治/横溝直輝

+1’28.530

 

8

 

32

 

EPSON NSX

 

松田次生/A.ロッテラー

 

1Laps

 

   

G‘ZOX・HASEMI・Z

 

金石年弘/E.コマス

 

1Laps

 

   

カルソニック インパル Z

 

B.トレルイエ/井出有治

 

2Laps

 

【シリーズポイント】 ドライバーズランキング

Pos

 

No

 

Machine

 

Driver

 

Points

 

1

38

ZENT セルモスープラ

 

立川祐路/高木虎之介

23

 

2

25

 

ECLIPSE ADVAN スープラ

 

織戸学/D.シュワガー

22

 

   

モチュールピットワーク Z

M.クルム/柳田真孝

 

18

4

36

 

DYNACITYTOM’S SUPRA

 

土屋武士/J.コートニー

 

16

 

5

 

35

 

イエローハットYMSスープラ

 

服部尚貴/脇阪薫一

15

 

   

G‘ZOX・HASEMI・Z

金石年弘/E.コマス

 

14

 

7

 

37

DYNACITY TOM’S SUPRA

片岡龍也/山本左近

11

 

   

ザナヴィニスモZ

 

本山哲/R.ライアン

 

10

 

9

 

8

 

ARTA NSX

 

伊藤大輔/R.ファーマン

 

9

 

9

 

32

 

EPSON NSX

 

松田次生/A.ロッテラー

 

9

 

11

 

6

 

エッソウルトラフロースープラ

脇阪寿一/飯田章

7

 

12

 

18

 

TAKATA童夢NSX

 

道上龍/小暮卓史

4

 

12

 

34

 

BANDAI スープラ

 

荒聖治/横溝直輝

4

 

本件に関するお問い合わせ:
日産自動車株式会社広報部 鈴木/小川 TEL(03)5565-2142
http://www.nissan-global.com/JP/(企業情報)
http://press.nissan-global.com/JP/(プレス専用)
http://www.nissan-motorsports.com/(モータースポーツ情報)


ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社
企画部広報グループ 大西 TEL(03)3767-1215
http://www.nismo.co.jp/


主催者サイト
http://supergt.net/

以上