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日産自動車、新型キャブスターをメキシコと台湾に投入

ヨーロッパ・日本に続きグローバルに拡大

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は17日、小型商用車(以下LCV)である新型「キャブスター」(日本名:「アトラス」)をメキシコ及び台湾市場に投入すると発表した。同モデルのメキシコ、台湾への投入は、2006年9月の欧州市場への投入、2007年6月の日本市場への投入に続くものである。

メキシコ市場へは8月に投入され、日産にとって同市場における小型トラック・セグメントへの初参入となる。販売開始時は、「日産生産方式」に基づく高いグローバル品質基準を満たしたスペインのアヴィラ工場で2,200台と限定的に生産・出荷され、2007年12月までに順次、台湾の三義にある裕隆汽車の工場からの供給に切り替えられる。

一方、同モデルの台湾での生産・販売開始は、2007年11月に予定されており、これにより裕隆日産汽車は、幅広くお客さまのニーズに応えるモデルラインアップが揃うことになる。

新型「キャブスター」は、独自の新型「グローバル・ライト・デューティ・トラック(LDT)用プラットフォーム」を採用している。

LCV事業担当執行役員のアンディ パーマーは、「新型キャブスターは、日産のLCV戦略の中核となる要素を体現している。商品開発にあたり、お客さまのニーズを特定することからはじめ、運転者の作業効率をサポートするクラス最高水準の機能性や、操作性を実現した。同時に、コスト面においても優位性を保っている。」と語った。

メキシコ及び台湾への新型「キャブスター」の投入は、2010年までにグローバル市場においてLCV事業のリーディング・ポジションを確立するという日産の長期的目標を実現する為の取り組みの一環である。

以 上