• ホーム
  • /
  • 日産と印アショック レイランド社、LCV合弁企業3社の設立へ

日産と印アショック レイランド社、LCV合弁企業3社の設立へ

第一段階では3種類のプラットフォームを適用 ユーロ3および4に対応する新型ディーゼルエンジンの開発へ

newsreleaselogo080526-01

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)、および印ヒンドゥージャグループのアショック レイランド社(本社:インド チェンナイ市 共同会長:ディラージ ヒンドゥージ以下、AL)は26日、2007年10月に両社間で調印した合弁包括契約に基づき、小型商用車(LCV: Light Commercial Vehicle)の車両製造、パワートレイン製造、研究開発を行う合弁企業3社の設立を発表した。

3社の社名および株式保有比率は以下の通り。

  • アショック レイランド・日産 ビークル株式会社(車両製造会社):ALが株式の51%、日産が49%を保有
  • 日産・アショック レイランド パワートレイン株式会社(パワートレイン製造会社):日産が株式の51%、ALが49%を保有
  • 日産・アショック レイランド テクノロジーズ株式会社(研究開発会社):日産、ALがそれぞれ50%の株式を保有

本合弁企業3社の総投資額は、約230億ルピー(約5億7,500万米ドル、約590億円)に相当する。第一段階での車両生産能力は10万台となる見込みで、同工場は2010年稼働開始予定である。生産が予定されている3種類のプラットフォームのうち、車両総重量7.5トンまでのLCVに応用される車種は新型「アトラスF24」トラックとなる。また、欧州の排出ガス基準であるユーロ3、およびユーロ4に対応する新型ディーゼルエンジンがLCV向けに開発される。3社はいずれもインド・チェンナイ市に拠点を置く予定である。

注: 為替レートについては最近の為替相場、1ルピー=2.58円、1米ドル=103円をもとに換算した。

以 上