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「ジュークNISMO RS」をジュネーブモーターショーに出展

ジュネーブモーターショー2014

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は4日、2014年ジュネーブモーターショー(プレスデー:3月4日〜5日、一般公開日:3月6日〜16日)で、「ジュークNISMO RS」を世界初公開しました。

「ジュークNISMO RS」は、欧州域内でコンパクトクロスオーバーとして販売台数No. 1を誇る「ジューク」のパフォーマンスをさらに高めたモデルです。

「ジュークNISMO RS」は、他のNISMO モデルと同様に、モータースポーツで培ったノウハウをデザインや空力性能に活かしています。また、数々の先進技術も装備しており、ロードカーとしてのパフォーマンスとハンドリングを実現しています。

「『ジュークNISMO』は、現在、欧州でのジューク総販売台数の3%を占めていますが、更により高いパフォーマンスを求める熱狂的なお客様がいます。今回お披露目する『ジュークNISMO RS』は、このようなお客様にお応えするものです。卓越したパフォーマンスを提供するブランドとしてのNISMOの評判を更に高めるものとなるでしょう。」と、欧州日産のセールス&マーケティング担当SVPのギヨーム・カルティエは語りました。

NISMOのグローバルなモータースポーツ活動で培ったノウハウを基に、「ジュークNISMO RS」に搭載した1.6LリッターDIG-Tエンジンは、218PS (160kW)を発し、さらにマニュアルトランスミッションを搭載した2WDモデルのエンジンは、280Nmのトルクを発します(4WDモデルは250Nm)。この強大なトルクは、2WDモデルのフロント駆動輪に標準装着されたメカニカルLSD (リミテッドスリップデフ)によって、確実に路面に伝えられます。また、エクストロニックCVTに採用された8速マニュアルモードは、ステアリングホイールに標準装着したパドルシフトによって操作することができます。

エンジン性能の向上に伴い、大径マフラーは、よりスポーティな排気音を奏でるようチューニングを行いました。また、ねじり剛性を更に高めるための車体強化、ブレーキの耐フェード性向上など、多くの性能向上も図りました。フロントのブレーキディスクは296mmから320mmへと大径化し、リアにはベンチレーテッド式ディスクブレーキを採用しました。スプリングとショックアブソーバーの設定も変更しています。

更に、専用の赤いブレーキキャリパーを採用すると共に、車の前後に「RS」バッジを装着しました。インテリアでは、RS ロゴをタコメーターに表示し、インストルメントパネルは独特のスエードラップでカバーしています。シフトノブ/パドルシフト及びセンタークラスターには、特殊な水性プリント仕上げを施しています。

専用のレカロ製スポーツバケットシート、キセノンヘッドランプ、アラウンドビューモニター及びレーン・デパーチャープリベンション、ブラインドスポットワーニング、ムービングオブジェクトディテクション(移動物検知)などのセーフティ・シールド技術などは、オプションで選択することができます。

ボディカラーは、「ホワイト パール」、「ブラックメタリック」、「シルバーグレイ」の3色を設定、インテリアはブラックを基調としています。

空力性能に優れたエクステリアは、より低いフロント及びリアバンパー、ワイド化したウイングとシルサイドスカートに加えて、ダーク調クロームメッキのフロントグリルを装備しています。また、モータースポーツで培ったノウハウを活かすことにより、空気抵抗(Cd)を増やすことなく、フロントとリアのリフト(Cl)を低減しています。

エクステリアは、赤いドアミラーや赤いピンストライプなどが、NISMOモデルを表現しています。新型のLED ハイパーデイライトは、フロントグリル内に装着しています。18インチアルミホイールはジュークの精悍な印象を一層際立たせています。

インテリアは、ステアリングホイール、ペダル、メーター類、シフトノブ、ドアトリムなどにNISMOモデルならではの処理を施しています。赤いステッチが入ったスエードトリムの専用NISMOスポーツシートは、コーナリング時のしっかりとしたサポートと高い快適性を提供します。

「『ジュークNISMO RS』は、正にNISMOの精神と流儀を反映したモデルで、モータースポーツ活動からインスピレーションを得たプレミアムなデザインと高いパフォーマンスが、魅力溢れたクルマです。」とカルティエは語りました。

「ジュークNISMO RS」の詳細については、年内に発表いたします。

以 上