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ルノー日産オートモーティブインディア社、生産台数250万台を達成

本件は、インド現地時間7月27日(木)に発行したプレスリリースの参考抄訳です。

 

13年の間、平均3分に1台のペースでクルマを生産

毎年平均19万台以上のクルマを生産

チェンナイ工場では6車種の新型車を生産予定

 

ルノー日産オートモーティブインディア社(RNAIPL)は、チェンナイの最先端工場で250万台のクルマを生産したことを発表しました。過去13年間、同工場は卓越した生産技術を証明し、毎年平均19万2,000台以上のルノーおよび日産車を生産しています。これは同工場で3分に1台のペースでクルマが生産されていることになります。操業開始以来、ルノーと日産の合計20車種がこの工場で生産されました。

チェンナイ近郊のオラガダムに600エーカー(約2.43平方キロメートル)の敷地を持つ同工場は、インド市場向けのクルマを生産するだけでなく、チェンナイが自動車輸出の国際的な拠点としての地位を確立する上で重要な役割を果たしてきました。RNAIPLは、チェンナイのカマラジャール港(旧エノール港)から、中東、欧州、中南米、ニュージーランド、オーストラリア、東南アジア、南アジア、サブサハラ・アフリカ地域を含む108以上の仕向け地に115万台以上の車両を輸出してきました。

RNAIPLのマネージング・ダイレクターであるキールティ プラカシュは、「250万台の生産達成は、RNAIPLの卓越した生産能力とインドおよび海外市場のお客さま向けに生産してきた商品の卓越性を証明するものです。このすばらしいマイルストーン達成を支えてくれた従業員の努力とサポートに感謝します。将来に目を向けると、RNAIPLはアライアンスの投資計画で発表されたとおり、ルノーと日産向けにそれぞれ3車種、合計6車種の新型車の生産に向けた準備を進めています。インドで設計・生産されたこれらのクルマは、お客さまの期待に応え、また、それを上回るものになると確信しています」と述べました。

インド日産の社長であるフランク トレスは、「生産台数250万台というマイルストーンは、成長への揺るぎないコミットメントと、インドにおける生産の大きな可能性を示すものです。RNAIPLが最高の商品、革新的な技術、安定した性能、安全性に重点を置いていることは、インドのみならず世界中のお客さまから高く評価されています。今後、インドへの新たな投資とグローバルな専門知識を活用し、成長の新たなベンチマークとなる真に優れた商品ラインナップを提供していきます」と述べました。

ルノー・インディアのCEO兼マネージング・ダイレクターであるベンカトラム マミラパレは、「ルノー日産オートモーティブインディア社が250万台という記念すべき生産台数を達成し、その重要な一翼を担えることを大変喜ばしく思います。アライアンスのシナジーと共通のビジョンにより今回の快挙を成し遂げられたことは、見識が高いインド市場において、卓越したクルマと最先端のモビリティ・ソリューションをお届けするという私たちの揺るぎない決意を表す一例です。この重要なマイルストーンは当社の愛すべきチーム、尊敬するパートナー、そして長年応援してくださるお客さまのご支援により達成することができました。この目覚ましい功績は、イノベーションを推進し、優れた自動車体験を提供するという包括的なビジョン実現のため、全力で取り組む一方で、限界を押し広げ、最先端の技術を取り入れ、インドの未来のモビリティを形作るという決意を後押しするものです。 当社の総合力、リソース、専門知識を活用し、先進的な電気自動車を含む新型車や改良車のラインナップを導入する態勢を整え、環境フットプリントの削減に焦点を当てた現代テクノロジーのパイオニアとしての地位を確固たるものにしていきます」と述べました。

 

今後の計画
今年初め、ルノーと日産自動車は、インドに約6億USドル(約530億インドルピー)を投資し、新商品と新技術を導入し、生産と研究開発活動を強化することを発表しました。今後、RNAIPLは電気自動車2車種を含む、6車種の新型車の生産に注力していきます。これらのプロジェクトにより、工場全体の稼働率が向上し、今後長期にわたり数千人の雇用が確保されることになります。

 


以上