ルノー日産オートモーティブインディア社、設立から15周年を迎える

本件は、インド現地時間8月31日(木)に発行したプレスリリースの参考抄訳です。

 

  • ルノー日産オートモーティブインディア社(RNAIPL)は、250万台以上のクルマを生産するなど、いくつかの歴史的なマイルストーンを達成
  • 108以上の仕向け地に115万台以上の車両を輸出し、地域経済に大きく貢献
  • 2045年のカーボンニュートラルへの目標達成に向け、持続可能な事業運営に尽力
  • 地域コミュニティを支援するCSR施策では10万人以上の人々の生活に貢献

 

2008年8月26日にRNAIPLは、チェンナイ近郊のオラガダムの急速に発展する自動車工業団地において、後に最先端の生産工場となる工場の建設を着工しました。以後15年が経ち、RNAIPLは現在、インド国内および輸出市場向けに250万台以上のルノー車および日産車を生産する有数の自動車メーカーとしての地位を確立しています。同工場はまた、今後数年間で電気自動車2車種を含む6車種の新型車を展開する予定です。

RNAIPLのマネージング・ダイレクターであるキールティ プラカシュは「RNAIPL設立15周年を祝うにあたり、この間に達成した目覚ましい成長や、卓越した生産技術、お客さまへの価値提供、地域経済への貢献を追求する中で達成したさまざまなマイルストーンに大きな誇りを感じています。当社は、日産とルノーの最高の商品をインド国内外のお客さまにお届けすると同時に、当社の事業が環境に与える影響を低減し、地域社会の持続可能な発展を支援することに引き続き尽力していきます」と述べました。

 

RNAIPLの15年の歩みの中での15の重要なマイルストーン

1. RNAIPLは、ルノー・日産アライアンスにとって世界初のアライアンス専用生産工場となった。

2. 2008年の設立から2010年5月の最初のクルマの生産まで、RNAIPLの生産施設は記録的な速さで建設され、稼動を開始した。

3. RNAIPLが最初に生産したクルマは「マイクラ」だった。

4. RNAIPLは稼働開始から1年以内に生産台数10万台を達成。

5. RNAIPLは生産開始以来、平均して3分に1台のペースでクルマを生産している。

6. RNAIPLはルノー車と日産車合わせて20車種を生産。

7. 2013年9月までに、RNAIPLは生産台数50万台を達成。2016年1月までに生産台数100万台を達成。

8. 2023年7月までに、RNAIPLは生産台数250万台を達成。

9. ルノー・日産アライアンスによるインドへの6億USドルの投資の一環として、RNAIPLは電気自動車2車種を含む6車種の新型車を生産する予定。

10. RNAIPLはカマラジャール港(旧エノール港)を使ってクルマを輸出した最初の自動車メーカーである。

11. RNAIPLで生産された115万台以上のクルマは108以上の仕向け地に輸出されている。

12. RNAIPLは2045年までにカーボンニュートラルの実現を目指す。

13. RNAIPLは現在、必要なエネルギーの60%を再生可能エネルギーから調達している。

14. RNAIPLは必要な水量の85%を雨水で賄っており、2030年までにウォーターポジティブの実現を目指す。

15. RNAIPLのCSR(企業の社会的責任)プロジェクトは、地域社会の10万人以上の人々の生活に貢献。

 

* RNAIPLの歩み


2008年3月ルノー日産オートモーティブインディア社(RNAIPL)設立
2008年6月6日RNAIPLの起工式を実施
2008年8月26日RNAIPLの建設を着工
2010年3月17日RNAIPLの竣工式を実施
2010年5月23日最初の生産モデル「マイクラ」の生産開始

 


以上