日産自動車株式会社（本社：神奈川県横浜市西区、社長：内田 誠）は、社会貢献の一環として実施している小学生を対象とした出張授業「日産わくわくエコスクール」が2008年の開始から15周年を迎えたと発表しました。
「日産わくわくエコスクール」（以下、わくエコ）は、環境問題をテーマとした出張授業プログラムで、2008年に正式開始しました。開始当初は近隣の小学校を対象としていましたが、2019年からは、販売会社の協力のもと全国で実施し、15年間で、1,157校、約124,000名の児童が「わくエコ」を受講しました*1
日産が独自に企画した授業ではモビリティ社会を擬似的に体験できるモデルカー実験や、試乗体験などを組み合わせたプログラムを提供します。また、小学校への出張授業の講師やサポーターは、日産や日産グループの社員がボランティアで行っており、講師になるための社内認定制度を設けています。
長野県伊那市内で回収したエコキャップをアップサイクルしてモデルカーを作成し、実際に「わくエコ」の教材に使用する取り組みや、日産が地方自治体や企業と締結するブルースイッチの各協定の内容に「わくエコ」の開催が組み込まれるなど、活動はさらに広がりを見せています。そして、日本だけにとどまらず、英国、中国、ブラジルなどでも現地のニーズに合わせて環境教育を提供しています。
なお、昨日、日産自動車グローバル本社にて、近隣の小学校に通う児童88名を招いたイベントを開催しました。このイベントでは「わくエコ」のプログラムに加えて、日産グローバル本社ギャラリーの展示物にまつわるクイズツアーを特別に実施し、これまでの日産の歩みや自動車産業の歴史も紹介しました。
日産は、環境問題と環境負荷低減に向けた自動車業界の取り組みを伝えることで、将来を担う子どもたちの環境意識醸成と自発的な行動の一助となるべく、「わくエコ」をはじめとする環境教育を引き続き実施していきます。
*1 実施学校数、人数（イベントを含む）ともに延べ数
以 上